6月4日は、ローメンの日(ローメン記念日)という記念日です。

ローメンの日(ローメン記念日)は、長野県伊那市の名物料理であるローメンをPRするために制定された記念日です。

さらに詳しく、「ローメンの日(ローメン記念日)」について興味がある場合は、このまま読み続けることで知識を深めることができます。
 

スポンサーリンク




「ローメンの日(ローメン記念日)」に関する基本情報

ここでは、「ローメンの日(ローメン記念日)」の記念日を、誰が制定したのか?なぜ、6月4日になったのか?などの基本的な記念日の情報を紹介します。

ローメンとは?

ローメンとは、固めに蒸した中華めんと羊の肉を、独特のスープで、キクラゲやキャベツなど共に煮込んで作られた麺類で、焼きそば風とスープ風の2種類がある食べ物で、長野県伊那市の名物となっています。

誰が制定した記念日なのか?

長野県伊那市の伊那商工会議所が制定した記念日です。

なぜ、6月4日が記念日になったのか?

ローメンの日(ローメン記念日)が、6月4日であるのは、ローメンが蒸した中華めんを使用することと、「6 = む 4 = し」の「蒸し(むし)」の語呂合わせで日付が決められています。

ローメンの日は、何がお得なのか?イベントは?

6月4日のローメンの日(ローメン記念日)には、長野県伊那市で、少し安くローメンを食べることができるお店があります。

具体的には、伊那市などの飲食店でつくる「伊那ローメンズクラブ」に加盟している焼く30店舗が、ローメンを1皿400円の割引価格で食べることができます

この他にも、ローメンマップ、スタンプラリー、のぼり旗の作成なども行われています。

[ads1]

 

「ローメンの日(ローメン記念日)」に関する豆知識

ローメンの日(ローメン記念日)

ローメンの起源とは?どこが発祥なのか?

ローメンは、1955年に、長野県伊那市の中華料理店の「萬里」の主人の伊藤和弌(いとう わいち)さんが、地元の製麺業者の服部製麺所の社長である服部幸雄さんの協力を得て作りだしました。

ローメンは、いつ完成したのか?

ローメンが完成したのは、「萬里」が発行したパンフレットによると、1955年8月です。

麺の日持ちを考えて生まれたのがローメン

伊藤和弌さんは、東京、横浜で料理人として修業し、その後、郷里の伊那に戻って中華料理店を開きました。この当時は、まだ、冷蔵庫が一般的ではなく、仕入れた生麺は、翌日まで保存できませんでした。

そこで翌日まで保存できる方法を考え、麺を蒸すことで日持ちをさせる技法を考案しました。その蒸した麺の独特の風味をいかして生み出したのが「ローメン」でした。

羊肉も日持ちの工夫がされた!?

ローメンに使っている羊肉は、伊那市周辺の羊毛生産のために飼育されていた牧羊の副産物としてのマトンを使いました。羊肉は、塩漬けにすることで、日持ちできるように工夫されました。

どのようにして人気になったのか?

ローメンは、元々、当初は、酒のつまみなどに好評となり、やがてお店の人気メニューとして定着しました。

[ads2]

ローメンは、なぜ、有名になったのか?

ローメンを開発した伊藤和弌は、地域発展を念頭においていたので、「ローメン」の名称を自由に使うことを許しました。その為、ローメンは、周囲の店でも拡がりました。この周囲の店舗でもローメンが広まった時に、スープ式ローメン以外にも、焼きそば式のローメンも生まれました。

今では、ローメンは、地元の一般家庭での料理であったり、学校給食などでも摂りいれられるメニューになっています。

ローメンを町おこしに使いだしたのは、いつからか?

ローメンは、地元の郷戸料理として定着したことで、1994年に、伊那市がローメンを町おこしのきっかけに取り上げました。この時に、ローメン委員会が設立されました。このローメン委員会は、現在、ローメンズクラブになっています

ローメン発祥の地の記念碑の建立

萬里本店近に、2004年に、ローメン発祥の地の記念碑がたてられています。

 

まとめ

ローメンの日(ローメン記念日)は、長野県伊那市の名物料理としてPRするのが目的で制定された記念日です。元々、1件の中華料理店が発案したローメンですが、今では、B級グルメのレベルと伊那市も注目し、地域の何店舗もがローメンを作り、提供するほど有名なB級グルメの料理になっています。

ローメンは、家庭でも作れるので、いつもと違った味、風味の麺類を作りたいと思った時に、ローメンを試しに作ってみるのも良いのではないかと思いました。