毎月16日は、エコの日という記念日です。
エコの日は、京都議定書にちなんで、「環境にいい取組」を実践するように呼びかけるために制定された記念日です。
さらに詳しく、「エコの日」について興味がある場合は、このまま読み続けてもらえれば知識を深めることができます。
「エコの日」に関する基本情報
ここでは、まず、「エコの日」について、誰が制定し、なぜ、16日なのか?基本的なことを紹介します。
誰が制定した記念日なのか?
エコの日は、京都議定書にちなんで、京都市が制定した記念日です。
なぜ、毎月16日なのか?
京都議定書が発効された2月16日を元に、「毎月16日」になりました。
「DO YOU KYOTO?デー」とも言われる
エコの日は、「DO YOU KYOTO?デー」と言われ、世界中で、「環境に良いことをしていますか」という意味で使われています。また、「環境にいいことをする日」とも言われています。
どのような取り組みが行われるのか?
毎月16日には、行政や事業者、市民が、二酸化炭素の排出や地球温暖化の防止などを考え、様々な取組が行われています。
いつ制定されたのか?
エコの日が制定されたのは、2008年6月16日です。
エコの日の制定時のイベント
京都市がエコの日を制定した時は、JR京都駅前の広場で、「DO YOU KYOTO?」プロジェクトのキックオフイベントが行われました。キックイベントは、小学生、中学生、高校生、大学生などが、エコアクション宣言などを行い、最後には、京都タワーの照明の一部を消すということが行われました。
「ノーテレビ・ノーゲームデー」を実施
2008年9月16日には、「ノーテレビ・ノーゲームデー」を京都市立幼稚園PTAが行い、「地球環境の保全」を考える活動を行い、親が子供と時間を過ごし、コミュニケーションを考えるきっかけとする目的でも活用されていました。
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「エコの日」に関する豆知識
ここでは、「エコの日」にちなんで「エコ」に関連する豆知識を紹介します。
エコとは?どういう意味か?
エコとは、「エコロジー(ecology)」や「エコノミー(economy)」を表す言葉としても知られています。
エコロジー(ecology)とは?
環境問題には、必ず出てくるのが「エコ」という言葉です。エコとは、「エコロジー(ecology)」のことで、生態学という意味があります。環境問題では、「エコ」は、「環境にいい」という意味で使われているのが一般的な解釈ではないかと思います。。
エコノミー(economy)とは?
エコノミー(economy)も「エコ」と言われ、経済のことをさします。また、「コストが安い」といった意味でも使われます。
エコロジーとエコノミーは繋がっている
環境を優先すると経済の発展に影響し、経済の発展を優先すると環境悪化につながる可能性があると言った通り、環境と経済は繋がっています。どちらか、一方が、発展してもうまくいきません。この為、近年、エコという言葉で、環境に優しい経済発展が注目されていると思います。
そもそも、環境問題とは?
環境問題とは、人の活動によって、周囲の環境が変化して、人に対して悪影響を起こす問題になることです。
主な環境問題とは?どのようなモノがあるのか?
環境問題という言葉は、聞いたことがあり、知っている人も多いと思います。では、具体的に、どのような環境問題があるのでしょうか?具体的に調べた内容を紹介します。
地球温暖化
二酸化炭素をはじめとする「温室効果ガス」によって、地球の大気の温度が変化しているのが地球温暖化です。地球温暖化によって、様々な災害の原因になっているのではないか?とも言われています。
オゾン層の破壊
オゾン層は、太陽から地球に放射されている有害な紫外線を吸収し、陸上で生きる人間やその他の動物を守っています。しかし、オゾン層の減少により、人体への紫外線の影響が増していると言われています。
異常気象
ゲリラ豪雨、竜巻、雹(ヒョウ)など、近年、昔に無かった急な天候の変化や災害増えているように感じます。これを異常気象と言われています。その原因は、「地球温暖化が関係しているのではないか」や「地球の変化がはじまった」というようなことが言われています。
海面上昇
温暖化などの影響で、南極や北極の氷が海に溶けだすことで、海面が上昇することで、、今まで陸地であった土地が、海に沈むといったことが心配されています。
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生物の絶滅
動物などの生物を食べるため、観賞用にするためなど、人間の欲によって乱獲されたことで、絶滅の危機に陥っている生物があります。また、森林の伐採で、生息地を失い絶滅危惧種になっている動物もいます。
水質汚染
工場排水や生活排水を川に流し、海や湖などの水質が悪くなると、水質汚染がおこり、海洋生物や人体への影響が心配されます。
大気汚染
自動車や工場の煙に含まれる、窒素酸化物 (NOx)、二酸化炭素(CO2)、粒子状浮遊物質(SPM)などが大気に放出されることで、大気汚染が進み、人体へ悪影響を起こします。
酸性雨
大気汚染が進むと、上空で蒸気や雲と、汚れた大気が化学反応を起こし、雨として降り注ぐことで、酸性雨になり、植物が枯れるなどの被害がでる場合があります。
森林伐採
木材の伐採や焼き畑農業など、商業的な目的で、1分間にサーカーコート20面分の森が消えているとも言われています。森が消える事で、土砂災害や二酸化炭素の九州の減少などが問題になっています。
環境ホルモン
農薬や産業廃棄物などに含まれる物質によってホルモン作用で、動物や人間のの生殖に悪影響を起こす問題があると言われています。
まとめ
毎月16日は、エコの日です。普段、あまりエコについて考えていない人でも、エコの日は、環境問題について考えるのに良い機会だと思います。
特に、近年は、春と秋を感じる期間が短くなり、雨や雪が凄くなり、台風が強くなったり、環境の変化を感じている人も多いと思います。正確に、環境破壊やエコが地球の環境に影響しているかは判断が難しいですが、無駄はやめて、最低限のエコは心がけたいものですね。