6月第一月曜日は、寄席の日という記念日です。
- 2018年:6月4日
- 2019年:6月3日
- 2020年:6月8日
- 2021年:6月7日
- 2022年:6月6日
寄席の日は、落語家仲間の雑談から発想された記念日です。記念日には、落語の寄席をお得な割引価格で寄席を見ることができます。
さらに詳しく、「寄席の日」について知りたい場合は、このまま読み進めることで知識を深めることができます。
「寄席の日」に関する基本情報
ここでは、「寄席の日」を、誰が制定したのか?どんな由来がある記念日なのか?といった、記念日としての基本的な情報を紹介します。
誰が制定した記念日なのか?
落語家の春風亭正朝さんが言いだしたことがきっかけで制定された記念日です。
なぜ、6月5日が記念日になったのか?
元々、落語の日の記念日の日付は、6月5日として、「6 = ろく 5 = ご」で、「らくご(落語)」の語呂合わせででと提案されていました。
しかし、この規格は没となり、いろんな反対がありなくなりましたが、その後、数年後に毎月第一月曜日になりました。
記念日制定時のイベント
春風亭正朝さんが、落語の日を制定したことを記念し、制定イベントも行われました。しかし、この企画は周囲の反対がありなくなりました。
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記念日に行われるキャンペンとは?
落語の日には、一般社団法人落語協会において、入場料を割引価格で楽しめるようになっています。
基本的に、6月第一月曜日には、下記の劇場での寄席が割引価格で入場することができます。
- 鈴本演芸場
- 末広亭
- 浅草演芸ホール(芸術協会の興行です)
- 池袋演芸場
- 国立演芸場
2018年
2018年の落語の日には、下記のような入場料で寄席を見ることができます。
- 鈴本演芸場:¥1,500(学生も一律)※入場料割引
- 末広亭:¥1,500(学生・シニアとも一律)※入場料半額
- 浅草演芸ホール(芸術協会の興行です):¥1,500(学生も一律)※入場料割引
- 池袋演芸場:¥1,200(学生・シニア・着物とも一律)※入場料半額
- 国立演芸場:¥1,470円(前売チケットには適用されません)
2016年
- 鈴本演芸場:¥1,400(学生も一律)※入場料半額
- 末広亭:¥1,500(学生・シニアとも一律)※入場料半額
- 浅草演芸ホール(芸術協会の興行です):¥1,400(学生も一律)※入場料半額
- 池袋演芸場:¥1,200(学生・シニア・着物とも一律)※入場料半額
- 国立演芸場:¥1,470円(前売チケットには適用されません)
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「寄席の日」に関する豆知識
ここでは、「寄席の日」にちなんで、「寄席」に関連する豆知識、雑学を紹介します。
寄席とは?寄席の意味とは?
寄席とは、落語、講談、音曲、漫才などを上演している演芸場のことです。昔は、義太夫などの演芸を観客に見せる興行小屋でした。
寄席の読み方とは?
寄席の読み方は、「よせ」です。
寄席の起源とは?
寄席の起源としては、一般的には、江戸時代の初期に、寺院や神社などの境内の一部を借りて、現在の講談に近い話しを聞かせる催しが原型だと言われています。
専門的な寄席は、いつから開かれたのか?
専門的な寄席は、1798年(寛政10年)に、江戸下谷にある下谷神社の境内で、初代の三笑亭可楽によって開催されたです。この寄席の発祥の地ということは、下谷神社に「寄席発祥の石碑」が設置されています。
江戸で寄席が広がった時期
江戸では、町方や新吉原、神社境内などで寄席が行われるようになりました。その後、1842年(天保13年)2月には、老中水野忠邦の天保の改革で規制され衰微しますが、水野の失脚とともに復活したことで、江戸を中心にまく末にかけて普及したことで、各町内に一軒は寄席ができるほど人気がありました。
まとめ
寄席の日は、落語家の春風亭正朝さんと若い噺家仲間との雑談から生まれたアイデアがもとで生まれた記念日です。当初は、落語協会理事の圓窓師匠に春風亭正朝さんが話したところ賛同してもらえ、寄席文字の橘右橘さんなども賛同したのですが、この時は、寄席の日は制定されませんでした。
しかし、その後、数年後に、寄席の日が制定されました。そして、現在では、落語協会が手動して、落語の日には入場料が安くなるキャンペーンも行われているので、寄席を見に行ってみるのも良いのではないかと思いました。