6月5日は、ろうごの日という記念日です。

ろうごの日は、超高齢化社会の中で、高齢者も若者も、何を考えて、何をするべきなのか?皆で考えることで、共に支え、社会を発展させるための行動を起こす日として制定された記念日です。基本的に高齢化社会について考える日です。

さらに詳しく、「ろうごの日」について詳しく知りたい場合には、このまま読み続けることで理解を深めることができます。
 

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「ろうごの日」に関する基本情報

ここでは、「ろうごの日」について、誰が制定したのか?なぜ、6月5日なのか?といった記念日として基本的な情報を紹介します。

誰が制定した記念日なのか?

兵庫県神戸市にある神戸市老人福祉施設連盟が制定した記念日です。

なぜ、6月5日が記念日なのか?

ろうごの日の記念日が、6月5日なのは、「6 = ろう 5 = ご」で、「老後(ろうご)」の語呂合わせで日付が決められています。

ろうごの日のキャッチコピーとは?

ろうごの日には、「高齢者の元気は、若者の元気、社会の元気」というキャッチコピーがあります。

ろうごの日のイベント、キャンペーンとは?

ろうごの日には、記念日として「ろうごの日のつどい」「”ろうごの日”に寄せる川柳」というイベント、キャンペーンが行われています。

ろうごの日のつどい

「ろうごの日のつどい」は、2008年(平成20年)から開催されており、「ろうごの日」が、継続して展開され、周知と意義を深めてもらうために、毎年行われています。

2018年

2018年には、「ろうごの日のつどい」には、下記のようなイベントが行われました。

  • 第一部:川柳及び作文入選者の発表、表彰式
  • 第二部:シャンソン歌手の山田直直樹のショー
  • 第三部:尾木ママ(尾木直樹)の講演

参加料は無料で、5月10日締切で、定員900人が参加できます。

「ろうごの日」に寄せる川柳

ろうごの日にむけて、川柳の募集を行ています。川柳は、2月末で締切で、平成30年は、「高齢者の夢」「高齢者の底力」をテーマで川柳を募集していました。

「ろうごの日」の作文

特に「ろうごの日」ということで、平均寿命は、男性が80.5歳、女性が86.7歳ということで、88歳以上の方から作文を募集しています。

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「ろうごの日」に関する豆知識・雑学

ここからは、「ろうごの日」にちなんで、「老後」「高齢化」についての豆知識、雑学紹介します。

日本の高齢化の状況

日本の65歳以上の人の総人口が占める割合である「高齢化率」として、内閣府が「高齢社会白書」として発表しています。

1950年と2012年の高齢化率の違いとは?

日本の高齢化率は、昔と比べてかなり違いがあります。具体的には、

  • 1950年(昭和25年):5%未満
  • 2012年(平成24年):24.1%

といった感じになっています。

さらに、2060年には、さらに高齢化率が高くなり39.9%にもなると言われています。

老後資金は、いくら必要なのか?

老後の資金は、どれくらい必要なのか?誰しも気になるところですが、一般的には、最低でも3000万円が必要と言われています。

なぜ、3000万円必要なのか?

総務省の家計調査報告によると、高齢者で無職の世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)の公的年金は、1ヵ月19万円です。家計調査によると、1月の支出は27万円なので、月々8万円不足します。

8万円×12ヶ月で96万円。老後が20年で、1920万円、25年で2400万円なので、自動車購入やリフォームなどを含めると、年金収入と家庭の支出の不足を埋めるために必要な資金が3000万円ということになります。

それぞれの家庭によって必要な支出も変わる

実際に、3000万円、老後に必要なのか?といった点については、それぞれの家庭によって違います。毎月、老後の公的年金が19万円もらえる人はいいですが、個人事業主などの公的年金は、月額7万円~8万円です。

この為、準備する必要がある老後資金は、個人事業主の場合は、年金収入が月7万円、毎月の生活費が27万円なので、20万円不足します。20万円×12ヶ月で240万円になるので、20年で4800万円、25年で6000万円となります。

老後の支出を見直すのも大切

老後、夫婦で1月27万円は必要なのか?無駄な出費を減らすと、月20万円の生活費まで抑えることができるだけでも老後に必要な費用は減らすことができます。老後になる前に、夫婦2人で、どれくらいの生活費になるのか?計算してみるといいです。

 

まとめ

ろうごの日は、老後であったり、高齢化社会について考える日です。老後には、十分な資金を貯めておきたいものですが、その費用は、人それぞれです。

安心して老後の生活ができるように、現状の生活ベースで、老後に具体的に、どれくらいの金額の生活費が必要になるのか調べておき、そのうえで、必要な金額をためるのが大切になると思いました。