6月1日は、チューインガムの日という記念日です。
チューインガムの日は、チューインガムを通じて、噛むことの大切さを考えてもらうのが目的で制定された記念日です。また、チューインガムのPRを行う日でもあります。
さらに詳しく、チューインガムの日について知りたい場合は、このまま読み続けることで知識を深めることができます。
「チューインガムの日」に関する基本情報
ここでは、「チューインガムの日」が、なぜ、6月1日なのか?誰が制定したのか?といった基本的な情報を紹介しいます。
なぜ、6月1日が記念日になったのか?
平安時代から、元旦と6月1日は、「歯固めの日」として、餅などの固いものを食べて健康、長寿を祈る「歯固め」という風習がありました。特に、「歯」は「齢」に通じることから、普段から歯の根を固めておくのが長生きするために大切な条件です。
誰が制定した記念日なのか?
1994年に、日本チューインガム協会が制定した記念日です。
日本チューインガム協会とは?
日本チューインガム協会とは、関東支部、中部支部、関西支部などの大手企業が会員となっている協会です。
関東支部の会員
- クラシエ フーズ株式会社
- 株式会社ブルボン
- 株式会社明治
- 森永製菓株式会社
- モンデリーズ・ジャパン株式会社
- 株式会社ロッテ
中部支部の会員
- カクダイ製菓株式会社
- ノザキ製菓株式会社
- 丸川製菓株式会社
- 明治チューインガム株式会社
- 名糖アダムス株式会社
関西支部の会員
- 江崎グリコ株式会社
- コリス株式会社
- 株式会社チーリン製菓
- トップ製菓株式会社
- パイン株式会社
- 浜田食品工業株式会社
- フルタ製菓株式会社
- 株式会社リリー
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「チューインガムの日」に関する豆知識・雑学
ここからは、「チューインガムの日」にちなんで「チューインガム」に関する豆知識、雑学を紹介します。
チューインガムの起源・発祥の歴史とは?
チューインガムの起源の発祥の歴史としては、西暦300年ごろに、メキシコ南部からホンジュラス、グァテマラなどの中央アメリカに住んでいたマヤ族、アステッカ族が、サポディラという巨木かたとれた樹液の固まりであるチクルと言われるモノを噛んでいたのが、ガムの起源、発祥だと言われています。
マヤ文化からスペイン系移民に渡った「チューインガム」
メキシコ南部で生まれたガムの元祖のチクルは、スペインが同地方を征服したことで、その習慣の姿を消しましたが、メキシコインディオに引き継がれ、それからスペインの侵略でスペイン系移民の間に広がりました。
アメリカが、チューインガムを世界に広めた
西暦1860年ごろ、アメリカとメキシコの戦争で活躍した、サンタ・アナ将軍がチクリからゴムを製造しようと失敗しました。しかし、チクルの噛み心地と歯を白くする性質に気付いた将軍が、甘味料などを加えてチクルを売りだし、それが後に、ハッカやニッキなどを加えたものが世界的に普及しました。
日本は、いつ、チューインガムが入ってきたのか?
日本に初めてチューインガムを輸入したのは、大正5年です。さらに昭和3年には、マサキガム、新高製菓などが国産ガムの製造販売が行われています。昭和20年の終戦と同時にアメリカ軍がチューインガムを持ち込んだことで、新しいファッションとして日本人の間で浸透し、生活の洋風化が進むにつれ愛好者が増えました。
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チューインガムには、どんな効能があるのか?
チューインガムを噛むことによって、
- 口臭予防
- 眠気防止
- 集中力アップ
- 脳の活性化
- アゴと歯の強化
- ダイエット効果
- 虫歯予防
などが、様々な研究、実験によって、このような効用が認められています。
近年には、虫歯になりにくい糖分を使ったガムを使ったガムが作られるようになり、虫歯予防にガムをかむ人も増えてきました。
チューインガムの種類とは?
チューインガムは、その製品の特性や形などから様々なものがありますが、ここでは、一般的に分かりやすい種類でガムの種類を紹介します。
風船ガム
風船ガムは、形に関係なく、風船状に膨らませることができるガムのことを言います。
板ガム
板ガムは、板状のガムで、風船ガムを含まず、ブロック状、スティック状のようなガムのことを言います。
糖衣ガム
糖衣ガムは、糖類で表面をコーティングした粒状、球状のガムで、1990年代になって増えてきた形状です。
まとめ
チューインガムの日は、チューインガムを噛むことの大切さを考えた貰うこと、チューインガムをPRすることを目的に制定された記念日です。
最近では、歯を大切にするために適したチューインガムが販売されており、健康のためにもチューインガムを利用するのも良いのではないかと思いました。