6月1日は、梅肉エキスの日という記念日です。
梅肉エキスの日は、6月の初めに、梅の実のシーズンとして、手作りの梅肉エキスを使ってもらうのが目的で制定された記念日です。
さらに詳しく、「梅肉エキスの日」について知りたい場合には、このまま読み進めることで知識を深めることができます。
「梅肉エキスの日」に関する基本情報
ここでは、「梅肉エキスの日」は、誰が制定したのか?なぜ、6月1日が記念日なのか?といった基本的な情報を紹介します。
なぜ、6月1日が、記念日になっているのか?
梅肉エキスの日の記念日が、6月1日なのは、梅の実がじゅくす最初の日と言われていることにちなんで日付が決められています。
誰が制定した記念日なのか?
1987年に、大阪府摂津市の一般財団法人梅研究会と梅の学術研究が制定した記念日です。
一般財団法人 梅研究会とは?
一般財団法人梅研究会は、梅肉エキス、すっぱい梅干しなどの梅の良さを多くの人に伝えて、健康に役立ててほしいというった思いで、梅の学術研究、啓発、普及に努めている研究会です。
主な活動としては、梅肉エキスについての学術研究で、梅研究会の理事長の松本紘斉と東京薬科大学、三重大学医学部元助教授・伊藤均(菌類薬理学研究所)らと共同研究が発表されることが多いようです。
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「梅肉エキスの日」に関する豆知識・雑学
ここからは、梅肉エキスの日にちなんで、「梅肉エキス」に関連する豆知識、雑学を紹介します。
梅肉エキスの歴史的な起源とは?
梅肉エキスの梅は、中国原産のバラ科サクラ属の落葉高木で、中国大陸から薬用の烏梅(うばい)という形式で伝来したというのが有力な説だとされています。
烏梅(うばい)とは?
烏梅(うばい)は、青梅が未熟なうちに採取し、煙でいぶし焼きにして天日干しで乾燥させたもので、解毒、鎮痛、熱さまし、回虫駆除、吐き気止め、下痢、咳止めなどに有効とされています。実際に、中国最古の薬物書「神農本草経」には、梅の薬効が説かれています。
梅肉エキスは、江戸時代から民間薬として使われていた!?
梅肉エキスは、江戸時代には、民間薬として利用され、日本の伝統的な健康食品として知られています。
現在でも、梅肉エキスは、日本古来の健康食品として、複数の梅肉エキスがネット通販などでも販売されています。
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梅肉エキスの効果・効能とは?
梅肉エキスの効能としては、色々な効果があると言われていますが、江戸時代末の医師である衣関順庵(きぬどめじゅんあん)が著わした医学書「諸国古伝秘方(1817年)」によると、食中毒、吐き下し、下痢、便秘、赤痢、チフス、消化不良などに対する効用が記載されています。
現在では、血流改善、免疫細胞の活性化、降圧作用、抗インフルエンザウイルス活性、肝臓強化、静菌作用、疲労回復などの効果効能が知られています。
梅肉エキスの栄養成分とは?
梅肉エキスの栄養成分とは、主成分は、クエン酸であり、それ以外の栄養成分としては、リンゴ酸、カテキン酸、コハク酸、ピクリン酸などの有機酸が豊富に含まれています。また、ミネラルとして、マグネシウム、リン、鉄、カルシウム、マグネシウムなども含まれています。
まとめ
梅肉エキスの日は、梅の熟するシーズンに、梅肉エキスを使ってもらうのが目的で制定された記念日です。梅肉エキスは、日本古来の健康食品として知られており、なおかつ自然な食品なので、私も普段の生活に取り入れてみようかと思いました。