省エネ総点検の日」の目的で作られた記念日は複数あります。

具体的には、
[su_list icon=”icon: check-square” icon_color=”#df2234″]

  • 毎月1日 = 省エネルギーの日
  • 毎年2月 = 省エネルギー月間
  • 8月1日 = 夏の省エネ総点検の日
  • 12月1日 = 省エネルギー総点検の日

[/su_list]
の夏と冬の2回です。

これらの省エネの日や省エネ総点検の日は、国民に省エネルギーについて、一層の理解を得てもらうために、地方公共団体や一般企業の協力をえて、より重点的に広報活動をする記念日です。
 

スポンサーリンク




省エネ総点検の日の基本情報

省エネ総点検の日とは、どんな記念日で、誰が、いつ、どのような経緯で制定したのかをまとめて紹介します。

誰が、いつ制定したのか?

夏の省エネ総点検の日

省エネ総点検の日は、1990年(平成2年)6月28日に、省エネルギーの省資源対策推進会議によって制定された記念日です。

冬の省エネ総点検の日

1980年(昭和55年)10月24日に資源エネルギー庁が総合エネルギー対策推進閣僚会議で制定を決めた記念日です

どのような目的がある記念日なのか?

毎月1日の省エネルギーの日

「地球の化石資源、エネルギーを大切に使い節約しよう」ということで、区切りのいい、毎月1日を「省エネの日」に制定しました。

夏の省エネ総点検の日

夏は、8月~9月にかけて、消費電力が年間でも最大になりやすい期間で、特に、8月下旬は、瞬間で、電力が最大を記録する傾向があるので、8月1日を記念日にしました。

冬の省エネ総点検の日

冬の寒さで、エネルギー消費が増加する、11月から3月までを資源エネルギー庁が「冬季の省エネ対策」を促進するために制定した記念日です。

どのような活動をしているのか?

夏の省エネ総点検の日

夏は、暑さからクーラーの温度を下げがちですが、クーラーの設定温度を28℃に抑える活動やノーネクタイなどの取り組みで、夏の電力消費量を抑えるような活動をしています。夏のクールビズは浸透しているお思います。

冬の省エネ総点検の日

暖房の設定温度は、原則として20℃を徹底することで、暖房が過度にならないようにすることで、省エネルギーを目指すことを実践、啓蒙を呼びかける活動をしています。夏のクールビズと同じく、冬はウォームビズを推進しています。

[ads1]

イベント関連

省エネ総点検の日を中心に、省エネルギーの意識の啓発を促進するために、各種の行事やイベントなどが行われます。

夏の省エネキャンペーン

夏の省エネキャンペーンは、1990年に、夏の省エネルギー総点検の日が制定されたことで、翌年の1991年に制定された、夏季に集中的に実施される省エネルギーに関する啓発活動を行うキャンペーンです。夏の省エネキャンペーンは、財団法人省エネルギーセンターによって、毎年、夏の省エネ総点検の日の8月1日を中心に、7月1日~9月30日の間で行われています。

冬の省エネ総点検の日

冬は、一人ひとりで暖房を使うのではなく、皆で暖房を使い暖まることで、総エネルギー消費の削減をめざす「WARM SHARE(ウォームシェア)」の普及に努めて活動しています。

 

まとめ

夏の省エネ総点検の日、冬の省エネ総点検の日などの「省エネ」を目指す記念日を制定することで、国が省エネを推進していることが分かる記念日です。

過度な省エネで、夏にクーラーをつけない、冬に暖房を使わないといった、身体的に悪いことまでする必要はありませんが、私たちの生活の中で、無理がない程度に、無駄遣いはしないように、といった点から省エネに取り組むのは大切だと思います。