毎月1日、5日、15日は、水天の縁日という記念日です。

水天とは、水をつかさどる龍神様のことで、降雨を祈る水天法の本尊です。

毎月、1日、5日、15日は、水天である龍神様の縁日です。

 

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「水天の縁日」に関する基本情報

ここからは、さらに詳しく「水天の縁日」について理解を深めることができる内容を紹介します。

「水天」の読み方って何なの?

水天の縁日の「水天」の読み方は、「すいてん」と読みます。

総本社は、どこなのか?

水天の総本社は、福岡県久留米市の水天宮です。この福岡県久留米市の水天宮は、安徳天皇なども祀られています

どんな加護があるのか?

水に縁がある神様ということで、漁業、海運業、水商売などの水に関連する職業の人を加護しています。

安産の守り神でもある

また、安産の守り神として、戌の日にも多くの参拝者が訪れています。特に、大戌」となる縁日と戌年戌月戌日が重なる日は、珍重されています。

1年で最初の縁日は特別

1年で最初の縁日は、「初水天宮といって、特別な縁日になっています。

場所によって縁日の日が違うことがある

通常、水天の縁日は、毎月1日、5日、15日です。しかし、場所によっては毎月5日だけの場合もあります。

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「水天」に関する豆知識

ここからは、「水天」についての豆知識を紹介します。

水天って、どんな神様なのか?

水天(すいてん)とは、古代インドの世界観の中で中心にそびえる山であるインド神話のメール山の西の担当で、十二天の一であり、仏教における天界に住むものの一人です。

どんな特徴があるのか?

水天は、水の神様です。そして、竜を支配しています。元々は、イランの古いアスタ族のヴァルナという代表的な神のひとりで、天空神・司法神(=契約と正義の神)・水神などの属性があるとされました。

ヴァルナは西方では、ゾロアスター教の最高神であるアフラ・アズダーとなっています。

東方に来て、水天は、ブラフマン(梵天)に始源神の地位、死者をさばくマヤ神に司法神としての地位、と次々に地位が奪われ、水神の属性のみが残りました。

日本での水天とは?

日本での「水天」は、神仏習合の時代に「水」つながりで「天之水分神・国之水分神」と集合しました。

そして、神仏分離によって、ヴァルナ神が、元々、最高神・始源神であることから、記紀神話における始源神の天御中主神に当たると解釈されました。

 

まとめ

水天の縁日について、どのような神様であるのか紹介しました。基本的な「水天の縁日」について説明しつつ、さらに、水天の神様についてより深く理解できるようにまとめて紹介しました。