時雨とは？【まとめ】意味や読み仮名から季語までをまとめて紹介

「時雨」とは、どんな意味があり、どう読むのか？など、時雨に関することをまとめて紹介しています。

具体的な内容は、下記の目次を参照すると分かりやすいですよ♪

時雨の読み方・読み仮名とは？

「時雨」と書いて「しぐれ」と読むのが一般的な読み仮名になります。

上記以外にも「じう」という読み方もあります。読み方が変わると意味も変わります。

時雨の意味は、「秋の終わりから冬のはじめにかけて急に降り出す雨のこと」です。

この時雨の雨の特徴は、「晴れていると思ったら降ったり、降っていると思ったら晴れる」といった「にわか雨」です。

急に雨が降る理由は、水蒸気を含んだ空気が山などに当たり、急激に冷やされるためです。

時雨（しぐれ）の語源は、（雨が）過ぐる」であると言われています。「しぐれ」は、鎌倉時代初期に書かれた「伊呂波字類抄（いろはじるいしょう）」からは「しぐれ」には「時雨」という漢字をあてているようです。

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時雨（じう）は、「ちょうどいいタイミングで降る雨」とう意味になります。

「時雨煮」を略して「時雨」といいます。時雨煮とは、ハマグリをむき身にして、生姜を加えて煮込んだ佃煮（つくだに）風の料理です。

上記以外にも、時雨には、

といった意味もあります。

「時雨（しぐれ）」は、季語としては、「冬」です。

京都は、四方を山に囲まれていますが、とくに、岩倉、衣笠、船岡などの北の方から吹く風は、冷たいことで、冬の風のことを、山をおりて「来た」ということで、「北山時雨（きたやましぐれ）」という言葉もあります。

「時雨（しぐれ）」の読み仮名、意味などをまとめて紹介しました。

私の「時雨」という雨のイメージは、秋の終わりから冬のはじめに降る雨ということで、冷たい雨といったイメージがあります。