毎月10日は、魚の日という記念日です。

魚の日は、もっと魚を食べてほしいという願いから制定された記念日です。

さらに詳しく、「魚の日」について興味がある場合は、さらに読み続けることで、知識を深めることができます。
 

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「魚の日」に関する基本情報

ここでは、魚の日を誰が制定したのか?なぜ、毎月10日なのか?といった基本的なことがらを紹介します。

なぜ、毎月10日になったのか?

毎月10日という日付は、「10日」を「とおか」と呼ぶことから「とと = 10」の語呂合わせで決められています。

誰が制定した記念日なのか?

魚の日は、全国水産物商業協同組合によって制定された記念日です。

全国水産物商業協同組合とは?

全国水産物商業協同組合(全水商連:ぜんすいしょうれん)とは、全国の町の魚屋さんの組合です。

いつできた組合なのか?

昭和25年に、戦後の水産物の統制が撤廃されたことで、全国水産物小売団体連合会として、昭和29年2月に、全国の鮮魚の小売業界の組織として、小売業界の地位向上を目的に設立されました。

農林水産大臣の設立認可を受けた組織

昭和53年10月に、農林水産大臣の設立認可を受け、中小企業等協同組合法に基づく鮮魚小売業界唯一の全国組織として「全国水産物商業協同組合連合会」と名称を改称して、今も継続しています。

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「魚」に関する豆知識

ここからは、魚の日に関連して、「魚」に関する情報を紹介します。

魚の健康効果とは?

魚に含まれる栄養としては、

  • タンパク質
  • DHA
  • EPA
  • タウリン
  • カルシウム


といった栄養が含まれています。

タンパク質

三大栄養素と知られているタンパク質が、魚には豊富に含まれています。特に、魚に含まれるタンパク質には、体内の余分な塩分を排泄する働きがあると言われています。

DHA

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳内の細胞をつくる大切な栄養で、背の青い魚に、とくに多く含まれており、1週間に4回~5回も食べると、記憶力や学習能力が高まると、近年、注目されている栄養素です。

EPA

EPAは、血液をサラサラにして、血液中の悪玉コレステロール、中性脂肪を減少させることで、善玉コレステロールを増やす働きが期待できます。

タウリン

タウリンは、滋養強壮ドリンクにも含まれる成分で、「疲れをとる」「血管を綺麗にする」「目が良く見えるようになる」と言った効果が期待できます。

カルシウム

カルシウムは、骨や歯を丈夫にする働きや、精神的なイライラを予防するのに良いと言われています。

魚の栄養ランキング

ここからは、「DHA」、「EPA」が多く含まれている魚をランキング形式で紹介します。ここで紹介する内容は、「文部科学省「五訂増補日本食品標準成分表脂肪酸成分表編」を元にしています。なお、下記は、100g当たりです。

DHAを多く含む魚のランキング

  1. クジラの本皮(生):3400mg
  2. クロマグロの脂身(生):3200mg
  3. クジラのうねす(生):1800mg
  4. ブリ(生):1700mg
  5. サンマ(生):1700mg
  6. 養殖ハマチ(生):1700mg
  7. サンマ(焼き):1400mg
  8. マイワシ(生):1300mg
  9. マアジの開き干し(焼き):1300mg
  10. ウナギの蒲焼き(生):1300mg
  11. 秋獲りのカツオ(生):970mg
  12. 養殖のマダイ(生):890mg
  13. マイワシ(油漬の缶詰):810mg
  14. シロサケ(焼き):510mg
  15. いかなご(佃煮):500mg
  16. マアジ(生):440mg
  17. スルメイカ(生):200mg

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EPAを多く含む魚のランキング

  1. クジラの本皮(生):4300mg
  2. クジラのうねす(生):2200mg
  3. クロマグロの脂身(生):1400mg
  4. マイワシ(生):1200mg
  5. 養殖ハマチ(生):9800mg
  6. ブリ(生):940mg
  7. サンマ(生):890mg
  8. マイワシ(油漬の缶詰):850mg
  9. ウナギの蒲焼き(生):750mg
  10. サンマ(焼き):650mg
  11. 養殖のマダイ(生):600mg
  12. マアジの開き干し(焼き):560mg
  13. いかなご(佃煮):450mg
  14. 秋獲りのカツオ(生):400mg
  15. シロサケ(焼き):260mg
  16. マアジ(生):230mg
  17. スルメイカ(生):64mg

上記の通り、魚には栄養が豊富に含まれています。

 

まとめ

魚には、子供や大人、老人にも必要な栄養が豊富に含まれています。魚の日に、魚の栄養を見直し、普段の食生活に取り入れるといいでしょう。

もしも、魚を焼くのがめんどくさい、臭いが嫌いという場合では、上記の一覧を見れば分かりますが、マイワシ(油漬の缶詰)にもEPA,DHAが含まれています。

缶詰なら、骨を気にせず食べれるようになっているので、子供やお年寄りでも安心して食べることができます。