6月2日は、おむつの日という記念日です。

おむつの日は、エリエール大王製紙が、自社の赤ちゃん用の紙おむつをPRするのが目的で制定された記念日です。

さらに、おむつの日について詳しく知りたい場合には、このまま読み続けることで知識を深めることができます。
 

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「おむつの日」に関する基本情報

ここでは、「おむつの日」の記念日の基本的な情報として、誰が制定したのか?なぜ、6月2日なのか?といった情報を紹介します。

記念日の制定の目的とは?

おむつの日は、おむつを通じて、全ての赤ちゃんのしあわせ、健やかな成長について考えてもらうのが目的で制定された記念日でもあります。

誰が制定した記念日なのか?

エリエール大王製紙株式会社が制定した記念日です。

エリエール大王製紙株式会社とは?

エリエール大王製紙株式会社とは、おむつを通じてすべての赤ちゃんの幸せで健やかな成長について考えてもらおうと、赤ちゃん用の紙おむつ「GOO.N(グ~ン)」を製造している会社です。

なぜ、6月2日が記念日になったのか?

おむつの日の記念日が、6月2日なのは、「062」で「オムツ」の語呂合わせで日付が決められています。また、赤ちゃんとのコミュニケーションツールとして絵本も発刊されています。

日本記念日協会に登録されている記念日

「おむつの日」は、日本記念日協会に認定、登録されている記念日です。

 

布おむつの日

「おむつの日」に似た記念日として、6月11日には、「布おむつの日」という記念日があります。

誰が制定した記念日なのか?

関西ダイアパーリース協同組合が制定した記念日です。

記念日制定の目的とは?

「布おむつの日」は、関西ダイアパーリース協同組合がレンタル事業を手がける紙おむつをPRするのが目的で制定されています。

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「おむつの日」に関する豆知識・雑学

ここからは、おむつの日にちなんで、「おむつ」に関する豆知識、雑学を紹介します。

綿布不足が、「紙おむつ」の生まれた理由!?

紙おむつをはじめて考案したのは、1940年代半ばのスウェーデンです。1940年代半ば、ドイツがスウェーデンに対して経済封鎖を行いました。

この経済封鎖で、スウェーデンの綿花の輸入が停止されました。その為、極端に綿布がふそくすることになり、赤ちゃん用の布おむつを作ることができなくなり、おむつを線布から紙に移行するように指導し、考案されて作られました。

当初の紙おむつは、どんなモノだったんか?

スウェーデンで作られた当初の紙おむつは、吸水性のある紙を何枚も重ねて、メリヤスの袋で外側を覆った簡単なつくりでした。しかし、洗濯が必要なく、使い捨てにできました。

当初の紙おむつは、取り替えが簡単で、吸水性は布おむつと遜色がなく、十分に布おむつの代用品の役割を果たしていました。

北欧・ヨーロッパに広まった紙おむつ

当初の紙おむつから、吸収紙を防水シートでカバーする形状などに改良されながら、紙おむつは、北欧やヨーロッパ各国へと広がっていきました。その後も、このスウェーデンの紙おむつは、改良を重ねながらヨーロッパスタイルとして、使用つづけられました。

戦後には、アメリカに、紙おむつが渡り、さらに多くの工夫と改良が進められたことで、紙おむつが、布おむつの代用品の域を脱したことで、さらに普及していきました。

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日本に紙おむつがf登場したのはいつか?

日本に紙おむつが登場し販売されたのは、昭和20年代後半になってからです。しかし、当初の紙おむつは、「紙綿を重ねて布でくるんだだけのモノ」なので、おむつカバーが必須でした。その為、当初は、紙おむつは、「外出時」「雨で洗濯できない時」など限定的に使われていました。

テープ型の紙おむつの登場

テープ型の紙おむつが登場したのは、1977年(昭和52年)のアメリカから乳幼児用の紙おむつが輸入、販売が行われました。この紙おむつは、腰の部分に2ヵ所のテープで止める部分があり、紙おむつとおむつカバーを兼ねていました。

国産のテープ型の紙おむつは、いつ誕生したのか?

日本の国産のテープ型の紙おむつは、1981年(昭和56年)に登場しました。

紙おむつのニーズの高まりは、働く女性の増加!?

働く女性の数は、1975年(昭和50年)には、1,170万人でした。それが、5年後の1980年(昭和55年)には、1,350万人と、急速に増加しました。

このように、働く女性が増えることによって、赤ちゃんがいる母親も多くなり、家事の効率化を考え、家事労働時間を減らすことができるということで、テープ型の紙おむつが注目されました。

 

まとめ

おむつの日は、赤ちゃん用の紙おむつをPRするのが目的で、エリエール大王製紙が制定した記念日です。紙おむつの最初の開発は、経済封鎖が原因でした。

その後、紙おむつの改良、進化が進んだことで、今では必須のアイテムになったのではないかと思います。