5月8日は、万引き防止の日という記念日です。

万引き防止の日は、万引きが犯罪であることの意識を高めることで、被害の減少を目指すのを目的に制定した記念日です。

さらに詳しく、「万引き防止の日」について興味があり知りたい場合は、このまま読み進めることで知識を深めることができます。
 

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「万引き防止の日」に関する基本情報

ここでは、「万引き防止の日」を誰が制定したのか?なぜ、5月8日なのか?といった基本的な情報を紹介します。

誰が制定した記念日なのか?

2009年に、株式会社JNCが制定した記念日です。

株式会社JNCとは?

株式会社JNCとは、防犯カメラによるセキュリティシステムを取り扱う会社です。

なぜ、5月8日が記念日になったのか?

万引き防止の日の記念日が、5月8日になっているのは、「5 = ご 8 = よう」で「御用(ごよう)」の語呂合わせで日付が決められています。

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「万引き防止の日」に関する雑学・豆知識

ここからは、「万引き防止の日」に関する「万引き防止」や「万引き」についての豆知識、雑学を紹介します。

万引きすると、どんな罪になるのか?懲役?罰金?

万引きは、「窃盗罪」にになります。その罪は、「10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」となっている犯罪です。

万引きの検挙人数は、どれくらいなのか?

警察庁が発表している2016年までの「万引き検挙人員」を調べてみました。

  • 1998年: 94,656人
  • 1999年: 85,832人
  • 2000年: 86,643人
  • 2001年: 91,816人
  • 2002年:100,849人
  • 2003年:105,792人
  • 2004年:112,783人
  • 2005年:113,953人
  • 2006年:107,123人
  • 2007年:102,504人
  • 2008年:101,504人
  • 2009年:105,228人
  • 2010年:104,804人
  • 2011年:101,340人
  • 2012年: 93,079人
  • 2013年: 85,464人
  • 2014年: 80,096
  • 2015年: 75,114
  • 2016年: 69,879人

上記の通り、2005年までは増えていました。しかし、2006年から、ほぼ横ばいになり、2011年からは減少し、
かなり減ってきています。

万引きの年齢別の傾向は?

万引きは、基本的に

  • 14歳~19歳の未成年
  • 65歳以上の高齢者

の年齢層に多い傾向があります。

14歳~19歳の未成年の万引き件数

  • 1998年:50,961人
  • 1999年:39,445人
  • 2000年:36,807人
  • 2001年:38,833人
  • 2002年:40,541人
  • 2003年:38,709人
  • 2004年:38,912人
  • 2005年:36,481人
  • 2006年:30,189人
  • 2007年:28,186人
  • 2008年:26,303人
  • 2009年:29,153人
  • 2010年:28,364人
  • 2011年:26,005人
  • 2012年:19,673人
  • 2013年:16,760人
  • 2014年:13,763
  • 2015年:11,179
  • 2016年:8,549人

年齢別にみると、1998年は、14歳から19歳の未成年の万引き人数が、過半数を超えていました。しかし、徐々に減少し、2016年には、1万人を割り込んでいます。

65歳以上の高齢者の万引き件数

  • 1998年:8,651人
  • 1999年:10,077人
  • 2000年:11,651人
  • 2001年:12,840人
  • 2002年:15,174人
  • 2003年:17,456人
  • 2004年:20,667人
  • 2005年:23,252人
  • 2006年:25,060人
  • 2007年:25,854人
  • 2008年:27,015人
  • 2009年:27,019人
  • 2010年:27,362人
  • 2011年:28,066人
  • 2012年:28,673人
  • 2013年:27,953人
  • 2014年:28,084
  • 2015年:27,539
  • 2016年:26,936人

65歳以上の高齢者の万引きは、1998年は、1万人未満であったが、その後、1999年から右肩上がりになり、2008年では、14歳から19歳の未成年よりもおおくなりました。2008年以降は微増、微減を繰り返しています。

 

まとめ

万引き防止の日は、万引きの被害を減らすのが目的で制定された記念日です。この記念日を制定した効果かは分かりませんが、記念日制定の2009年以降は、徐々に減少し、2016年には、1998年以降で、一番多かった2005年と比べて、3割から4割の万引きの検挙人数が減少しています。このまま、どんどん、万引きが減少するといいですね。