6月2日は、甘露煮の日という記念日です。

甘露煮の日は、惣菜感覚の佃煮として人気が高い甘露煮を、もっと多くの人にPRするのが目的で制定された記念日です。

さらに詳しく、「甘露煮の日」について興味がある場合は、このまま読み続けることで理解を深めることができます。
 

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「甘露煮の日」に関する基本情報

ここでは、「甘露煮の日」の記念日を、誰が制定されたのか?なぜ、6月2日が記念日なのか?といった基本的な情報を紹介します。

誰が制定した記念日なのか?

株式会社平松食品が制定した記念日です。

平松食品とは?

平松食品とは、大正11年から愛知県豊橋市で、日本の伝統食材である甘露煮、佃煮を製造している会社です。過去から受け継いだ技と、時代の最先端技術、情報を融合して、「世界の食卓に佃煮を」という、美味しさを創造しているのが平松食品です。

なぜ、6月2日が記念日になったのか?

甘露煮の日の記念日が、6月2日なのは、「6 = ろ 2 = に」で、「甘露煮(かんろに)」の語呂合わせで日付が決まっています。

記念日の日付は、「本能寺の変」も関係がある!?

佃煮の発生のキッカケとされる本能寺の変が、1582年(天正10年)6月2日も由来になっています。

本能寺の変が、どのように佃煮と関係があるのか?

「信長死すの報」を受け、伊賀忍者の服部半蔵が危険を察知し、徳川家康を大阪堺から海路で脱出させました。この時に、徳川家康の一行を無事に送り届けたのが、佃の漁師たちでした。この佃の漁師たちの保存食の「潮吹き」の小魚を分け与えたとされています。この「潮吹き」が、佃煮のルーツとなっています。

江戸幕府と佃煮の関係

德川家康が江戸幕府を開いた後に、御用漁師として、大阪堺の佃の漁師を江戸に呼び寄せ、今の佃島に住まわせました

どのように佃煮が日本全国に広まったのか?

佃煮は、江戸時代の参勤交代に訪れる大名によって、全国に広まったと言われています。

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「甘露煮の日」に関する豆知識・雑学

ここでは、甘露煮の日にちなんで、「甘露煮」や「佃煮」に関連する豆知識、雑学を紹介します。

そもそも、「甘露煮」って何?

甘露煮とは、水飴や砂糖に醤油、ミリンなどを入れて、濃く煮詰めた料理です。魚類の甘露煮は、鮎、ハゼ、サンマ、イワシ、チリメンなどがあります。また、アサリなどの貝類を甘露煮にするケースもあります。

また、キンカン、クリ、ユズなどの果実を甘露煮にするケースもあるようです。なお、魚類の場合は、前もって、素焼きして風干ししてから煮ることで、骨まで軟らかくして食べることができます。

甘露煮の語源・由来とは?

甘露煮の語源である「甘露」は、元々は、中国古来の伝説である「天から降る甘い不老不死の霊薬」になります。また、インドでは、「飢えを満たし、渇きを癒し、長寿をもたらし、死者をも蘇らせる甘い蜜のような霊薬」という伝説もあります。

インド発祥で、中国大陸経由で、日本に伝わった!?

上記の甘露煮の語源、由来としてのインド、中国の伝説によると、インドの霊薬伝説が、仏教などを通じて、中国の「甘露霊薬伝説」と融合した後に、日本に伝わったようです。

甘露は、生命力、寿命を延ばす食べ物

インドや中国の「甘露」の伝説によって、甘露は、生命力を与え、寿命が延びるような美味しい食べ物を意味するようになりました。

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甘露煮に使う「水あめ」は、漢方では「膠飴(こうい)」という貴重な生薬

中国の甘露は、生命力を与え、寿命が延びる美味しい食べ物という解釈があります。昔は、甘い物を食べる機会が少なかったので、砂糖なども健康に良いモノとして扱われていたと思ったので、甘露煮に使われる「水あめ」について調べていました。

すると、昔ながらの「水あめ」は、漢方では「膠飴(こうい)」と言われ、胃腸を養う滋養効果がある生薬として貴重なモノとして扱われていました。

漢方の生薬の「膠飴(こうい)」の効能とは?

漢方の生薬である「膠飴(こうい)」の効能としては、胃腸を滋養し鎮痛健胃鎮咳(ちんがい)などの作用があると言われています。また、虚弱体質の改善食欲不振頭痛などにも効くと言われています。

昔の「甘露煮」は健康食品であった!?

甘露煮に使われる「水あめ」は、甘くて美味しいモノです。その水あめは、漢方薬でもあるので、身体に良いので、昔の健康食品であったように思います。

現在の「還元水あめ」「白砂糖」は、注意!?

詳しくは知らないのですが、昔ながらの水あめとは違い、現代の工業的に生産されている「水あめ」「白砂糖」は、極度に生成されているので身体に有害だと言われているので、昔の水あめとは、別モノとして考えておいた方が良いようです。

 

まとめ

甘露煮の日は、実は、「本能寺の変」という歴史的な出来事とも関係している記念日でした。日本の記念日は、数多く存在しますが、その起源、由来が、歴史的な出来事と深く関係している記念日というのは少ないのではないかと思います。