毎月20日は、ワインの日という記念日です。
ワインの日は、レストランや酒屋、ネット通販などで、ワインがお得に飲める、買えることがある日です。
さらに詳しく、「ワインの日」について知りたい場合は、このまま読み続けることで理解を深めることができます。
「ワインの日」に関する基本情報
ここでは、ワインの日を誰が指定したのか?なぜ、毎月20日なのか?といった基本的なことを紹介します。
誰が制定した記念日なのか?
ワインの日は、1994年(平成6年)に日本ソムリエ協会が制定された記念日です。
なぜ、毎月20日なのか?
毎月20日を記念日にしたのは、フランス語で「ワイン」と「20」がともに「Vin(ヴァン)」と発音が似ていることから、20日になりました。
ワインの日は、イベント・キャンペーン
ワインの日は、レストランでは、グラスワインのサービスや飲み放題が開催されたり、酒屋やネット通販ではスペシャル価格などのキャンペーンを行っているところもあるので、ワインを「飲む」「買う」なら、毎月20日がオススメです。お店によったら20日にちなんで20%OFFもあるという噂も聞いたことがあります。
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色々な「ワインの日」がある!?
毎月20日以外にも、色々なワインの日が存在します。ここでは、ネットで集めた色々なワインの日を紹介します。
塩尻ワインの日【毎月20日】
塩尻ワインの日は、毎月20日です。塩尻市観光協会や市ワイン組合などの13団体が集まる地域ブランド推進活動協議会が制定した記念日です。塩尻がワインの産地であることを普及、PRするために制定されました。
南アフリカワインの日【2月2日】
南アフリカのワインの魅力を多くの人に伝えることを目的に、食品、酒類の総合卸業者の「食のマーケティングカンパニー」の国分グループが制定した記念日です。
スペインワインの日【9月8日】
スペインワインの魅力を伝え、認知度をアップさせるのが目的で、スペインのワインの素晴らしさを広める活動をしているスペインワイン協会が制定した記念日です。
イタリアワインの日【6月2日】
イタリアワインの美味しさの認知度を高め、ニーズの掘り起こしを目的として、イタリア大使館とイタリア貿易振興会が制定した記念日です。
その他のワイン関連の記念日
上記以外にも、ネットで調べていると「ヤオコー ワインの日」「ワイルドライス ワインの日」「ハナマサ ワインの日」「dhc ワインの日」など、各お店などが独自に行っているワインの日を調べている人がいるようです。
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「ワインの日」に関する豆知識
ここからは、「ワインの日」にちなんで「ワイン」についての豆知識を紹介します。
ワインの語源の由来とは?
ワインの語源は、元々は、ラテン語のブドウ酒をあらわすヴィヌム(vinum)からきていると言われています。
- 英語 : ワイン(wine)
- フランス語 : ヴァン(vin)
- ドイツ語 : ヴァイン(wein)
- イタリア語 : ヴィノ(vino)
- スペイン語 : ヴィノ(vino)
- ポルトガル語 : ヴィニョ(vinho)
ワインの世界の歴史とは?
ワインは、極めて歴史的にも古いお酒の一種です。
ワインの発祥の地とは?
ワインの歴史は古く、新石器時代には醸造が始まっていたとも言われ、ロシアとイランに挟まれる位置の「コーカサス山脈一帯」のジョージアという国が「ワイン発祥の国」として7000年前から5000年前には、醸造されていたようです。
世界最古のワイン醸造所跡
アルメニアには、世界最古(約6000年前)の世界最古のワイン醸造所跡が発見され、当時から、高度な醸造技術があったことが分かります。
古代エジプトでワインの製造が始まったのは?
古代エジプトでは、紀元前4000年代末期にはワインが製造されていたようです。
西洋へ広がったワイン
ワインを西洋に持ち込んだのは、現在のレバノンの湾岸沿いを拠点にしていたフェニキア人だと言われています。
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ワインの日本の歴史とは?
ワインの原料であるブドウは、奈良事出しの歴史書である「日本書紀」「古事記」にも記載されているようです。しかし、当時は、まだ、ブドウは食べるモノでした。
ワインが日本に伝わったのは「室町時代」
日本の文献で、初めてワインが登場したのは「室町時代の後期」です。公家日記「後法興院記」に、「珍蛇(チンタ)」という酒を飲んだと記されています。「珍蛇(チンタ)」とは、スペインやポルトガルの赤ワインを指すようです。
フランシスコ・ザビエルがワインを献上
1549年に、キリスト教の布教のために鹿児島に訪れたフランシスコ・ザビエルが、ワインを大名に献上しています。
日本にワインが広まったのは?
ワインが日本に広まったのは、オランダやポルトガルとの交易が盛んになってからです。
日本ワインの製造は、いつから?
江戸時代には、生食用、加工用のブドウが、現在の山梨県を中心に広まっていました。それをワインとして下降し始めたのは、明治時代になり、明治政府が殖産興業の一環としてワイン造りを推奨したのをきっけいスタートしました。
日本で初めての国産ワインの製造
日本で産業として、初めて国産ワインを製造したのは、1870年(明治3年)、山梨県甲府市で、「ぶどう酒共同醸造所」というワイン醸造所を詫間憲久(たくまのりひさ)と山田宥教(やまだ ひろのり)が設立したのが始まりです。
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ワインに含まれるの栄養とは?
赤ワインには、色々な栄養成分が含まれています。ここでは、100g当たりの栄養成分を紹介します。
総カロリーと三大栄養素
- エネルギー : 73kcal
- タンパク質 : 0.2g(0.8kcal)
- 脂質 : 0g(0kcal)
- 炭水化物 : 1.5g(6kcal)
ビタミン
- ビタミンB2 : 0.01mg
- ナイアシン : 0.1mg
- ビタミンB6 : 0.03mg
- パントテン酸 : 0.07mg
- ビオチン : 1.9μg
ミネラル
- ナトリウム : 2mg
- カリウム : 110mg
- カルシウム : 7mg
- マグネシウム : 9mg
- リン : 13mg
- 鉄 : 0.4mg
- 銅 : 0.02mg
- マンガン : 0.15mg
- クロム : 2μg
- モリブデン : 1μg
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ワインの健康効果とは?どう体に良いの?
ワインは、ブドウに含まれている成分のほとんどが詰まっており、
- ミネラル
- ビタミン
- ポリフェノール
が含まれていることで、
健康への効果としては、
- 抗酸化作用
- 血圧降下
- 殺菌作用
- 抗ガン作用
といった効果が期待できると言われています。
栄養が100%吸収できる赤ワイン
通常、ブドウをそのまま食べるなど、食品を食べた場合、ビタミンやミネラル、ポリデノールなどの成分は、30%~40%しか、体内で吸収されないと言われています。しかし、一説によれば、ワインで摂取すると100%人体に吸収されるとも言われています。
ワインの美容・美肌に期待できる効果とは?
赤ワイン
赤ワインに含まれるポリフェノールは、抗酸化作用があり、肌の老化の原因と言われる活性酸素を除去することで、肌の老化を遅らせる効果が期待できます。
白ワイン
白ワインには、殺菌作用があり、腸内環境を正常に維持する効果が期待できます。また、白ワインには、カリウムが豊富に含まれており、カリウムによってナトリウムを排出し、新陳代謝を活発にし、デトックス効果も期待できます。
ワインの適量とは?
ワインは、適量を飲めば、寿命が延びるとも言われていますが、その適量とは、どれくらいでしょうか?
「健康日本21」のアルコールの適量とは?
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、節度ある適度な飲酒」の量は、1日平均約20g程度のアルコールとなっています。
ワインは、1日180mlがオススメ
アルコール14度のワインの場合、1日180ml飲むと、20gのアルコールを摂取したことになります。
いつ飲むのが良いのか?
飲むタイミングは、赤ワインを、夕食や昼食の時に飲むのが良いようです。
週に2日は、休肝日を作る!?
赤ワインが健康に良いからと言って、毎日、飲むのもよくありません。週に2日は、休肝日を作り、肝臓の負担を減らしましょう。
まとめ
ワインの日は、お店や通販サイトによっては、ワインをお得な価格で飲むことができるので、ワイン好きは、要チェックです。
適切な量を守って、飲みすぎないように注意して、ワインを飲むことで、健康にも寿命にも良いと言われているので、ワインの日をきっかけに、お酒を頻繁に飲まない人も、たまにはワインを飲むのも良いかと思います。