毎月23日は、踏切の日という記念日です。
踏切の日は、雨が多くなるので事故が増えるということで、梅雨時期である6月23日は、特に重要視されている記念日です。
さらに詳しく、「踏切の日」について興味がある人は、このまま読み進めてもらえれば知識を深めることができます。
「踏切の日」に関する基本情報
ここでは、踏切の日が、なぜ、毎月23日なのか?といった基礎的な事を紹介します。
なぜ、毎月23日なのか?
踏切の日が、毎月23日であるのは、23日の「23」が「ふ = 2 、 み =3 きり(踏切)」の語呂合わせで決められています。
起源・由来は何か?
踏切の日に関する起源や由来は不明です。一般社団法人の日本記念日協会にも登録されていません。
鉄道の事故は、踏切で起こる!?
鉄道関連では、踏切で事故が起こることがあり、人によっては、鉄道関連の死亡事故は、ほとんどが踏切だとも言っている人もいるぐらいです。踏切の日を機会に、無理な横断などをなくし、事故を起こさないように意識したいと思いました。
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「踏切の日」に関する豆知識
ここからは、「踏切の日」にちなんで、「踏切」に関する豆知識について紹介します。
「踏切」の語源・由来とは?
踏切とは、「路面切断」という意味で、「踏面 = 車輪踏面 = (鉄道)車輪が通過する部分」という意味です。鉄道の車輪が通る鉄路(線路)に、道路が平面交差することで、道路が鉄路(線路)によって、部分的に切断されるという意味です。
踏切の歴史とは?昔は、手動だった!?
踏切と遮断機の歴史は、電車(機関車)が走り出した明治時出しまでさかのぼります。今の踏切と言えば、自動的に棒が上下するしくみですが、明治の時代は、電車が通過する時は、人の手によって、閉めたり開けたりしていました。
今の遮断機の原型は?いつからか?
今の遮断機の原型ができたのは大正時代になってからです。
電動機付きになったのは?いつからか?
電動機付きになったのは、昭和にはいってからで、当時は、門扉式で、昭和2年に尼崎駅に設置されました。この形式は、手間がかかり、時間がかかるので普及しませんでした。
現在の様な遮断機は、いつからか?
現代のような自動式の遮断機は、昭和33年から使われています。
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踏切の種類とは?
踏切の種類としては、第1種、第2種、第3種、第4種の4種類あります。田舎にいくと、手動式の踏切がありますが、都会にいると、基本的に、自動的に遮断機が上下し、警報機がついた安全性の高いのが第1種の甲を設置するのが原則になっています。
第1種の甲
第1種の甲という種類の踏切は、24時間、通過するすべての列車の通過時に、道路を遮断します。都会では、通常に設置している踏切です。
第1種の乙
第1種の乙は、始発列車から終電列車までの時間内のみ、道路を遮断するタイプです。
第2種
踏切保安がいる踏切で、一部の時間帯のみに踏み切り保安係が遮断機を操作する踏切です。
第3種
遮断機がない踏切ですが、踏切警報機はあるタイプです。
第4種
踏切警報機や遮断機が設置されていないタイプです。地方のローカル線などで見ることができます。
勝手踏切
山の中にある線路の場合、小さな路地や山道、里道ばど、線路と交差している場合があり、このような場所は、踏切はなく、通常は、一般人の立ち入りは禁止ですが、実際には、近隣の住民が勝手に通行し、事実上の踏切となっているケースを
「勝手踏切」と言います。
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踏切の非常ボタンって、押しても大丈夫なのか?
電車を止めると、数百万円、数千万円、多い場合には、数億円など、凄いお金が請求されるとも言われていますが、踏切内に取り残された人や車があった場合には、もしも事故が起こったら大きな被害が出るので、目撃者は、積極的に踏切の非常ボタンを押す必要があるようです。これは、関西では知っている電車の阪急電車のホームページでも紹介されています。
もしも、渡り遅れの人がいたり、転倒している人がいて、踏切での危険な状況を目撃した場合、非常ボタンを押すことで、近づいてきている列車の運転手に、「停止信号の表示」「特殊信号発光機の点滅」などで、踏切の異常を知らせます。また、電車によっては、ATS(自動列車停止装置)が自動的に非常ブレーキを作動させて列車を停止させます。
この為、阪急電車のホームページでは、「踏切での異常を発見された場合は、迷わず・速やかに非常ボタンを押していただきますようご協力をお願いします。」といったことが記載されています。
いたずらで非常ボタンを押すと大変ですが、本当に事故が起こりそうな場合は、積極的に押す必要があるようです。
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踏切の安全対策
踏切では、事故が起こる可能性があります。最近では、踏切付近に青い光の照明が使われているのを目にしますが、あの青い光は、人の心を落ち着かせる効果があり、その効果によって、事故や踏切自殺の防止をねらう効果もあると言われています。
このように、電車を運営している会社としても、踏切での事故を防止するための取り組みを行っているようです。
まとめ
踏切の日は、一般社団法人 日本記念日協会に登録されている記念日ではないので、特に、正式な記念日という訳ではないようです。私が、記念日の参考文献として揃えている書籍にも「踏切の日」の記載はありませんでした。
特に、踏切の日の由来が分からなかったのは心残りですが、今後、意識して、「踏切の日」の由来や起源については調べていきたいと思います。
しかし、踏切の日である毎月23日は、踏切での事故を予防するために、無理な横断などをせしないで、事故が起こらないように心がける日として覚えておきたい記念日だと思いました。