5月8日は、紙飛行機の日という記念日です。

紙飛行機の日は、一枚の紙を折るだけで作ることができる「おりがみ」紙飛行機の楽しさ、魅力をより多くの人に伝えるのが目的で制定された記念日です。

さらに詳しく、「紙飛行機の日」について知識を深めたい場合には、このまま読み進めてください。
 

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「紙飛行機の日」に関する基本情報

ここでは、「紙飛行機の日」の記念日が、なぜ、5月8日なのか?誰が制定したのか?といった基本的な情報を紹介します。

誰が制定した記念日なのか?

折り紙ヒコーキ協会が制定した記念日です。折り紙ヒコーキ協会は、広島県福山市に本拠があります。

なぜ、5月8日が記念日の日付なのか?

紙飛行機の日の記念日が、5月8日なのは、「5 = GO(ゴー) 8 = HIGH(ハイ)」とよんで「GO HIGH(行け、空高く)」と、5月の青空に高く飛んでいく紙飛行機の飛ぶ姿を表して日付が決められています。また、5月8日は、井上健史君の命日であることにもちなんでいます。

井上健史君とは?

井上健史君とは、白血病と知的障害のハンデを背負いながら、愛と勇気を多くの人に教えた紙飛行機が大好きな少年でした。

折り紙ヒコーキ協会とは?

折り紙ヒコーキ協会は、1995年に設立され、当初の名称は「日本折り紙ヒコーキ協会」で、2013年4月に「折り紙ヒコーキ協会」に名称を変更しています。

博物館を開設している

折り紙ヒコーキ協会は、2001年3月に、折り紙ヒコーキ博物館を開設しています。紙ヒコーキ博物館は、広島県福山市にあります。

どんな人が会長なのか?

折り紙ヒコーキ協会は、広島県福山市生まれの「戸田拓夫氏」が会長を務め、株式会社キャステム及びグループ全6社の社長を務め、精密機器、飛行機の部品も製造し、同時に折り紙ヒコーキの伝道師たらんとしてる方です。

戸田拓夫氏は、世界記録保持者

戸田拓夫氏は、滞空時間において、世界記録をだした人です。2009年に、それまで世界一になっています。

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「紙飛行機の日」に関する豆知識・座右学

ここからは、「紙飛行機の日」にちなんで、「紙飛行機」についての豆知識や雑学を紹介します。

紙飛行機の世界記録ってどうなの?

紙飛行機の記録としては、もっともシンプルで王道なのが「滞空時間」と「飛行距離です。実際に、どのような記録があるのでしょうか?

滞空時間の世界記録とは?

紙飛行機の滞空時間の世界記録は、

  • 記録時間:29.2秒
  • 記録保持者:Takuo Toda
  • 挑戦日:2010年12月19日
  • 国:日本

上記の新記録が出るまでは、1998年にアメリカでの27.6秒が世界記録でした。2009年に、折り紙ヒコーキ協会の会長の戸田拓夫氏が、27.9秒と、0.3秒の記録更新をだし、米タイムズ誌の”The 50 Best Inventions of 2009(2009年度のベスト発明50)”にも選出され、2010年に、自身の記録を1.3秒上回る大記録を出し、29.2秒の世界記録を樹立しました。

飛行距離の世界記録とは?

紙飛行機の飛行距離の世界記録を持っているのは、アメリカ人です。

  • 記録距離:69.14m(226.10ft)
  • 記録保持者:Joe Ayoob and aircraft designer John M. Collins
  • 挑戦日:2012年2月26日
  • 国:アメリカ

紙飛行機の飛行記録の計測は、無風状態の中で行う必要があるので、広いスペースがある空軍の格納庫で行われました。世界記録を出したのは、紙飛行機をJohn M. Collins氏が折り、大学でアメフト選手としてクォーターバックをしていたJoe Ayoob氏が投げる、といった分業で達成した記録です。

世界で一番高く紙飛行機を飛ばした記録

海外では、豪快な発想の人がおり、その記録が、「最も高い高度から紙飛行機を発射する」と言うものです。この記録に挑戦したのが、イギリスのチームで、2010年に、1年の歳月と120万円以上の予算を投じて、2万7000m上空から、紙飛行機を発射するといった記録があります。

最も新しい記録は、高校の科学クラブの活動の一環として、2015年に紙飛行機の先端にGPSで追跡するパーツをつけ、打ち上げ用の気球に取り付けたカメラに映し出された3万5000m上空から飛行機を発射しています。

  • 記録:35,043m
  • 記録保持者:David Green
  • 挑戦日:2015年6月24日
  • 国:イギリス

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もっとも大きい紙飛行機の記録とは?

紙飛行機には、もっとも大きいという記録もあります。ただし、ギネスの認定を受けるためには、最低でも15mの飛行が条件となっています。

実際に、もっとも大きい紙飛行機としては、

  • 全長:5.16m
  • 羽の幅:1.02m
  • 総重量:24kg

といった紙を使い、14人で1200時間をかけて作った紙飛行機です。

  • 記録:翼幅18.21m
  • 記録保持者:students and employees of the Braunschweig Institute of Technology
  • 挑戦日:2013年9月28日
  • 国:ドイツ

その他の紙飛行機の世界記録

上記以外にも、紙飛行機に関する記録は色々とあります。

  • 1分間に紙飛行機を作って、キャッチした回数:10人で、25回
  • 紙飛行機を同時に飛ばした最多回数:12,672回
  • 紙飛行機を同時に作った最多数人数:複数会場で803人
  • 紙飛行機を同時に作った最多数人数:単独会場で702人
  • 紙飛行機を5分間で作った最多回数:チームで4880機
  • 紙飛行機のもっとも長いチェーン:1582機
  • 紙飛行機を1分間の間に口でキャッチする回数:17回
  • 紙飛行機をターゲットに連続して当てた回数:13回


上記の通り、色々な紙飛行機の世界記録があります。

 

まとめ

紙飛行機の日を制定したのは、紙飛行機の滞空時間で世界記録保持者の戸田拓夫氏が作った記念日です。記念日制定の背景には、白血病と知的障害のハンデを背負いながら、愛と勇気を多くの人に教えた紙飛行機が大好きな少年、井上健史君への思いもあるというのは、心温まる記念日なのではないかと思いました。

井上健史君とは?

とは、でした。