5月28日は、3000本記念日という記念日です。
3000本記念日は、当時に日本のプロ野球のロッテオリオンズの張本勲選手が日本プロ野球史上初となる通算3000本安打を記録したことにちなんで制定された記念日です。
さらに、「3000本記念日」について詳しく理解したい場合には、このまま読み続けることで、なぜ、5月28日になったのか?誰が制定したのか?などについて詳しく知ることができます。
「3000本記念日」に関する基本情報
ここでは、3000本記念日について、5月28日の記念日の日付になった理由は?制定したのは誰なのか?といった基本情報を紹介します。
なぜ、5月28日が記念日になったのか?
張本勲選手が、3000本安打を記録したのが、1980年(昭和55年)5月28日であったことにちなんで、日付が決められています。
どのような試合で、3000本安打を実現したのか?
3000本安打を記録したのは、当時のロッテの本拠地である川崎球場です。対戦相手は、阪急ブレーブスでした。
張本勲選手の安打記録は、どこまで伸びたのか?
張本勲選手の安打記録は、1981年(昭和56年)に、張本勲選手が引退するまで、通算3058安打を記録しています。これは、当時の安打記録の日本記録となっています。また、張本勲選手は、通算500本塁打300盗塁を達成している日本で唯一のプロ野球選手です。
イチローが記録を更新
イチローが張本勲選手の3085安打の記録を抜いたことで、日本記録を更新しました。
2009年(平成21年)4月16日に、イチローが、日米通算3086安打をシアトル・マリナーズで記録しました。これは、日本のメディアにおいて、「日本記録更新」と取り上げられ話題になりました。
しかし、日本野球機構(NPB)は、このイチローの記録は、日本の記録として認めていません。この為、日本野球機構(NPB)としては、張本勲選手の3085安打が日本記録であるという見解になっています。
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「3000本記念日」に関する豆知識・雑学
ここからは、3000本記念日にちなんで、野球や張本勲選手などに関連する豆知識、雑学などを紹介します。
日本のプロ野球の記録
ここでは、2017年度の終了時点、日本シリーズなどの試合を含まない、日本のプロ野球の記録を紹介します。
安打数の日本記録
安打の日本記録のy図ん亥は、下記になります。張本勲さんがダントツの1位になっています。こちらは、イチローが出ていないです。
- 1位:張本勲(3085)
- 2位:野村克也(2901)
- 3位:王貞治(2786)
- 4位:門田博光(2566)
- 5位:衣笠祥雄(2543)
- 5位:福本豊(2543)
- 7位:金本知憲(2539)
- 8位:立浪和義(2480)
- 9位:長嶋茂雄(2471)
- 10位:土井正博(2452)
本塁打数の日本記録
本塁打数の日本記録の順位は、下記の通りになります。王さんの記録は、抜かれることはなさそうですね。
- 1位:王貞治(868)
- 2位:野村克也(657)
- 3位:門田博光(567)
- 4位:山本浩二(536)
- 5位:清原和博(525)
- 6位:落合博満(510)
- 7位:張本勲(504)
- 7位:衣笠祥雄(504)
- 9位:大杉勝男(486)
- 10位:金本知憲(476)
打点数の日本記録
打点数の日本記録の順位は、下記の通りです。本塁打につづいて、打点数も王貞治さんがダントツの1位です。
- 1位:王貞治(2170)
- 2位:野村克也(1988)
- 3位:門田博光(1678)
- 4位:張本勲(1676)
- 5位:落合博満(1564)
- 6位:清原和博(1530)
- 7位:長嶋茂雄(1522)
- 8位:金本知憲(1521)
- 9位:大杉勝男(1507)
- 10位:山本浩二(1475)
打率の日本記録
打率の日本記録の順位です。こちらの記録は、レロン・リーという外人が1位です。打率は、イチローがよかたっと思いますが、順位に入っていませんね。
- 1位:レロン・リー(320)
- 2位:若松勉(31918)
- 3位:張本勲(31915)
- 4位:ブーマー(317)
- 5位:川上哲治(313)
- 6位:与那嶺要(3110)
- 7位:落合博満(3108)
- 8位:小笠原道大(3104)
- 9位:内川聖一(3095)
- 10位:レオン・リー(308)
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勝利数の日本記録
投手の勝利数の日本記録です。金田正一さんがダントツでの1位となっています。
- 1位:金田正一(400)
- 2位:米田哲也(350)
- 3位:小山正明(320)
- 4位:鈴木啓示(317)
- 5位:別所毅彦(310)
- 6位:V.スタルヒン(303)
- 7位:山田久志(284)
- 8位:稲尾和久(276)
- 9位:梶本隆夫(254)
- 10位:東尾修(251)
奪三振の日本記録
奪三振に日本プロ野球での記録の順位です。こちらも金田正一選手がダントツの1位となっています。
- 1位:金田正一(4490)
- 2位:米田哲也(3388)
- 3位:小山正明(3159)
- 4位:鈴木啓示(3061)
- 5位:江夏豊(2987)
- 6位:梶本隆夫(2945)
- 7位:工藤公康(2859)
- 8位:稲尾和久(2574)
- 9位:三浦大輔(2481)
- 10位:村田兆治(2363)
セーブの日本記録
セーブ数の日本記録の順位です。セーブ数は、岩瀬仁紀さんがダントツの1位です。岩瀬仁紀は、現役でもあるので、さらなる記録の更新が楽しみですね。
- 1位:岩瀬仁紀(404)
- 2位:高津臣吾(286)
- 3位:佐々木主浩(252)
- 4位:D.サファテ(229)
- 5位:小林雅英(228)
- 6位:藤川球児(223)
- 7位:江夏豊(193)
- 8位:馬原孝浩(182)
- 9位:M.クルーン(177)
- 10位:武田久(167)
ホールドの日本記録
順位選手名ホールドの日本記録です。
- 1位:山口鉄也(273)
- 2位:宮西尚生(257)
- 3位:浅尾拓也(200)
- 4位:五十嵐亮太(157)
- 5位:S.マシソン(152)
- 6位:J.ウィリアムス(141)
- 7位:高橋聡文(139)
- 7位:平野佳寿(139)
- 9位:森福允彦(131)
- 10位:増井浩俊(129)
まとめ
3000本記念日は、プロ野球選手の張本勲選手が3000本安打を記録したことにちなんで制定された記念日です。一般的には、イチローが3000本安打を超えたと見られていますが、日本野球機構(NPB)としては、イチロー選手の記録は、大リーガーになってからの記録なので認められておらず、現在も張本勲選手の3085本安打が、日本記録となっています。