5月29日は、呉服の日という記念日です。
呉服の日は、「より多くの人に和装の良さを知ってもらう機会を創出する」と「和装業界の振興」の2つが目的で制定された記念日です。
さらに、「呉服の日」について興味がある場合は、このまま読み進めることで、誰が制定したのか?どんなセールやイベントがあるのか?楽天、ウライとの関係など、詳しく知ることができます。
「呉服の日」に関する基本情報
ここでは、呉服の日について、なぜ、5月29日になったのか?制定したのは誰か?などの基本的な情報を紹介します。
誰が制定した記念日なのか?
ウライ株式会社が制定した記念日です。
ウライ株式会社とは?
ウライ株式会社とは、京都府京都市に本社がある、着物の卸売業として、国内ナンバーワンシェアを持っている1946年(昭和21年)創業、1951年(昭和26年)設立の会社です。
なお、ウライ株式会社は、「きもの事業」「ジュエリー企業」「ファッション事業」と、着物をはじめ、それ以外にも、ジュエリー、ファッションなどの事業を行っています。
日本記念日協会に登録認定された記念日
呉服の日は、2017年に、日本記念日協会に正式に、登録、認定された記念日です。
なぜ、5月29日が記念日になったのか?
呉服の日が、5月29日になったのは、「5 = ご 29 = ふく」で「呉服(ごふく)」の語呂合わせにちなんで日付が決められています。
呉服の日のセール・イベントとは?
呉服の日のセール、イベントとしては、過去に、下記のようなセール、イベントが行われていました。
- 楽天市場の泉美庵 ~京きものおび専門店~
- 楽天市場:キモノ 仙臺屋 本店のバーゲンセール
- きもの 楽庵の一年一度の着物の祭り「呉服の日」のチラシセール
- いけだや店内商品20~60%OFF
呉服や着物、和服を購入する場合は、呉服の日に買いに行くとお得に買えそうですね。
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「呉服の日」に関する豆知識・雑学
ここからは、呉服の日にちなんで、「呉服」ついての雑学、豆知識などについて紹介します。
呉服の意味とは?
呉服とは、和服用の織物の総称を意味します。特に、絹織物のことをさします。
呉服の読み方とは?
呉服は、「ごふく」と読みます。
呉服の語源・起源の由来とは?
呉服の語源、起源の由来は、古代の中国大陸にあった「呉」の国から伝来した織り方によって作られた織物にちなんで決められています。
ただし、単純に「呉の服」で「呉服」になった、という訳ではありません。元々は、「呉服」と書いて「くれはとり」と読まれていました。「くれはとり」は、「呉織」とも書きます。「くれ」 = 「呉」で、「はとり」 = 「機織り(はたおり)」の変化した言葉です。
このような意味で、「呉服」は「くらはとり」と読まれていましたが、音読されたときに「ごふく」となり、それが呉服が、「織物(反物)」を意味することになります。
呉服に関係する神社
大阪府池田市には、「呉服(くれは)神社」という神社があります。この神社は、呉の国から渡来した、日本に機織技術を伝えたとされる。織姫・呉服媛(くれはとりのひめ)と、仁徳天皇を祀っている神社です。
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「呉服」「着物」「和服」の違いとは?
「和服」「着物」「呉服」の3つの言葉は、現在では、同じように使われていますが、語源を見るとその違いが分かります。
和服とは?
和服とは、「和 = 日本」の意味から日本の衣服を意味します。洋服と区別するために和服と呼ばれるようになりました。
着物とは?
着物は、「着るもの」という意味で、江戸時代の終わりには使われていました。これは、西洋から入ってきた洋服と区別する意味で「着物」と言われるようになりました。
呉服とは?
呉服とは、古代中国の「呉」の国から伝来した織り方をされた織物が語源です。特に、和服用の織物の総称とし、絹織物のことをさします。呉服といっても洋服や和服ではなく、織物のことをさします。
まとめ
呉服の日は、5月29日が、呉服の語呂合わせで制定された記念日です。記念日を制定したのが、日本において呉服の卸売業として、国内ナンバーワンシェアを持っているウライ株式会社です。
この5月29日の呉服の日は、呉服や着物などを販売している販売店において、セールなどが行われてお得に購入できるケースがあります。5月に呉服を購入する予定の人は、お店の人に呉服の日にセールを行うのか確認してみると良いですね。