5月11日は、長良川鵜飼開きの日という記念日です。

長良川の鵜飼開きの日は、1300年の歴史を持つ、岐阜県の伝統文化で、鵜匠が鵜をあやつって魚を捉える漁法が、その年の始まる日です。

さらに詳しく、長良川の鵜飼い開きについて興味がある場合は、このまま読み継老けることで知識を深めることができます。
 

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「長良川鵜飼開きの日」に関する基本情報

ここでは、長良川の鵜飼開きの日について基本的な情報を紹介します。

「鵜飼開きの日」の読み方とは?

「鵜飼開きの日」の読み方は、「うかいびらきのひ」です。

「鵜飼い開き」とは?

鵜飼いは、岐阜県の伝統文化です。、長良川の「鵜飼開き」は毎年5月11日に行われます。鵜飼開きの開幕日には、太鼓演奏花火の打ち上げのなか、遊覧船も漕ぎ出される。

鵜飼は、日本伝統の文化として受け継がれる

鵜飼は、織田信長や徳川家康といった権力者であったり、松尾芭蕉やチャップリンなど文化人にも広く愛された日本の伝統文化です。

織田信長

織田信長は、鵜飼に、「鵜匠」という地位を与えることで鵜飼を保護していました。

徳川家康

徳川家康は、岐阜に、たびたび訪れ鵜飼を見物、保護しました。また、岐阜で作った鮎鮨を江戸まで運ばせていました

松尾芭蕉

松尾芭蕉は、岐阜を訪れた時に、鵜飼を見物し「おもうしろうて やがてかなしき 鵜舟かな」といった句を残しています。

チャールズ・チャップリン

チャールズ・チャップリンは、鵜飼を見に、岐阜に2度訪れ、すばらしいと絶賛したと言われています。

鵜飼は、代々続く伝統文化

現在でも長良川の鵜匠は正式な職名が「宮内庁式部職鵜匠」として、技術が受け継がれています。現在でも、6人の正式に受け継がれ、代々、世襲で親から子へと、技が受け継がれています。

実際に、長良川の鵜飼用具一式の122点は、「国の重要有形民俗文化財」に指定されています。さらに、長良川の鵜飼漁の技術は「国の重要無形民俗文化財」に指定されています。

さらに、鵜匠が鵜をはげます時の声である「ホウホウ」という掛け声舟べりをたたく音については、「日本の音風景百選」にも選ばれています。

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鵜飼は、いつまで行われるのか?

鵜飼は、5月11日から10月15日まで、中秋の名月と増水時を除く毎夜行われます。

鵜飼開きは、どんなスケジュールで行われるのか?

例年の鵜飼開きのスケジュールは、下記のような流で行われます。

  • 15時00分:安全祈願祭
  • 15時40分:新造船進水式及び命名式
  • 18時00分:観覧船出船
  • 18時30分:踊り船出船
  • 20時00分:鵜飼開始(花火4発の打ち上げ)
  • 20時45分:総がらみ
  • 20時:55分:花火の打ち上げの開始

※花火の内訳

  • 仕掛け花火
  • 夜玉3号100発
  • 降雪50m
  • スターマイン2基

鵜飼開きの日の会場詳細

下記は、過去の「鵜飼開きの日」の会場などの詳細データです。今年は、内容が違う可能性もあります。

開催日

5月11日

場所

岐阜市湊町周辺

アクセス

公共交通

JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から岐阜バス「N80高富」行 他、行先番号「N32」~「N86」の岐阜公園・高富方面行き及び「市内ループ左回り」で16分で、 「長良橋」下車 徒歩1分、片道210円。

自動車

東海北陸道岐阜各務原ICから国道21・156・256号経由10km約20分。

駐車場

岐阜公園駐車場ほか、周辺の市営駐車場400台あり。川原無料駐車場。市営駐車場は有料。

料金

乗合船
大人:1人3100円~
小人:1人1700円
3歳未満:無料
※貸し切り船もあり

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「鵜飼開き」に関する豆知識

ここからは、鵜飼開きの日にちなんで、岐阜の観光名所を紹介します。

岐阜城

岐阜城は、斎藤道三、織田信長の居城で、金華山(きんかざん)山頂に位置にあります。岐阜城が、初めて砦として築かれたのは、1201年に鎌倉幕府の執事二階堂行政によってです。現在でも岐阜城は、岩山の上にある難攻不落の城としてしあっれています。

岐阜公園

岐阜公園は、岐阜市の中央、金華山のふもとにある公園で、戦国時代の岐阜城の城主であった齋藤道三、織田信長の居館があった場所です。

金華山ロープウェー

金華山ロープウェーは、岐阜公園と金華山の山頂を約4分でつなぎ、長良川や岐阜市の街並みが一望できます。

岐阜市歴史博物館

岐阜市歴史博物館は、岐阜公園内にあり、原始時代から現在までの岐阜の歴史を紹介しています。特に、戦国時代の齋藤道三と織田信長の戦国時代にスポットを当てている展示があります。

鵜飼の里

鵜飼の里は、長良川右岸から一歩入ったところにあり、鵜飼たちの家が並び、鵜の姿を見ることができます。

長良川

長良川は、岐阜市中心部を流れる川で、夏には川原で水遊びを楽しむことができます。

金華山

金華山は、岐阜市の中央に位置し、標高329mで、昔は「稲葉山」と呼ばれていました。山頂には岐阜城がそびえ、その他には米店、レストラン、リス村などがあります。

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名和昆虫博物館

名和昆虫博物館は、岐阜公園にある国内有数の昆虫博物館です。

川原町の古い町並み

長良橋南詰の鵜飼観覧船のりばから西へ行くと、「湊町・玉井町・元浜町」の町並みは通称「川原町」と言われ、格子戸のある古い町並みが並んでいます。

その他の観光スポット

神社

  • 伊奈波神社
  • 金神社
  • 橿森神社

お寺・寺院

  • 崇福寺
  • 岐阜大仏(正法寺)
  • 常在寺
  • 大龍寺
  • 円徳寺
  • 願成寺
  • 美江寺
  • 岐阜善光寺
  • 鏡島弘法(乙津寺)
  • 三田洞弘法(法華寺)
  • 延算寺
  • 護国之寺
  • 大智寺
  • 立政寺
  • 淨音寺
  • 真長寺
  • 妙照寺
  • 後背山栄昌院

美術館

  • 岐阜県美術館
  • 三甲美術館

公園など

  • 梅林公園
  • 松尾池
  • ながら川ふれあいの森
  • 岐阜市畜産センター公園
  • みんなの森 ぎふメディアコスモス

その他

  • 中山道 加納宿・河渡宿
  • 城跡めぐり
  • 句碑めぐり
  • 小紅の渡し
  • 柳ヶ瀬通り

 

まとめ

鵜飼開きの日は、毎年、5月11日です。この日からは、中秋の名月の日、長良川の増水の日以外は、10月15日まで、毎晩、鵜飼の漁を見ることができます。

5月11日は、花火なども行われ、特にイベントが行われますが、岐阜の他の観光地と合わせて周るなら、5月11日以外でも楽しめそうな気がしました。