5月25日は、タオルの日という記念日です。
タオルの日は、イギリスのSF作家、ダグラス・アダムズに関する記念日で、代表作「銀河ヒッチハイク・ガイド」の登場人物に模して、ファンがタオルを持ち歩き、アダムズと、その作品への感謝を表明するための記念日です。
さらに詳しく、タオルの日について深く知りたい場合は、このまま読み進めることで、なぜ、5月25日が記念日になったのか?誰が制定したのか?など理解できます。
「タオルの日」に関する基本情報
ここでは、タオルの日の記念日として、基本的に、どのような特徴や由来があるのか?などの情報を紹介しています。
タオルの日の発端になったのは、何か?
タオルの日の運動は、2001年5月11日に、ダグラス・アダムズが逝去した際に、2週間に渡って行われたことに端を発しています。
タオルの日の起源とは?
「銀河ヒッチハイク・ガイド」の第3章において、「星間ヒッチハイカーにとってタオルとは、持ち歩いてこれほどとてつもなく役に立つものはほかにないというほどお役立ちなもの」といった記述があるのが起源になっています。
タオルの日は、どうして創設されたのか?
タオルの日の創設は、当時存在していた「System Toolbox」という電子掲示板に、「Clyde」というユーザーによる投稿がきっかけです。クリス・キャンベルと友達が、タオルの日を広めるために、タオルの携帯を喚起するウェブサイトを設立したことで、多くのファンにタオルの日が広まりました。その後、自分がタオルを持った写真、ファンによる写真などがまとめられています。
世界中の複数のマスメディアで取り上げられる
ロサンゼルスのナショナル・パブリック・ラジオやノルウェー放送協会など、世界中の複数のマスメディアで、タオルの日が取り上げられました。
限定タオルの発売
2013年には、ノルウェーの公共交通会社が限定タオルを発売しました。このタオルには、RFIDが埋め込まれており、Kolumbusが運営するバスとボートを、タオルを持ち歩くことで乗り放題となる仕組みがとられていました。
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「タオルの日」に関する豆知識・雑学
ここからは、タオルの日にちなんでタオルに関する豆知識、雑学などの情報を紹介します。
ダグラス・アダムズとは?
ダグラス・アダムズは、2001年5月11日まで生きたイギリスの脚本家、SF作家です。存命中に全世界で1500万部売れた「銀河ヒッチハイク・ガイド」の作者として知られます。
銀河ヒッチハイク・ガイドとは?
銀河ヒッチハイク・ガイドは、3作が正編、続編2作、外伝の短編の合計6作で作られています。
正篇
- 「銀河ヒッチハイク・ガイド」
- 「宇宙の果てのレストラン」
- 「宇宙クリケット大戦争」
続篇
- 「さようなら、いままで魚をありがとう」
- 「ほとんど無害」
外伝の短編
- 「若きゼイフォードの安全第一」(『宇宙クリケット大戦争』所収)
どんなストーリーなのか?
基本的なストーリーは、地球に宇宙船団が飛来し、「銀河ハイウェイ建設工事の立ち退き期限が過ぎたので、工事を開始する」と言って地球が破壊されてしまうので、数少ない生き残りの地球人であり、主人公のアーサーは、仲間たちと共に宇宙を放浪するといった話しです。
運よく、宇宙に逃れた主人公は、「銀河ヒッチハイク・ガイドブック」で旅をするといったもので、基本的に、小さなエピソードの集合体の要素が強くなっています。
まとめ
タオルの日は、イギリスのSF作家、ダグラス・アダムズに関する記念日です。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、「銀河ヒッチハイク・ガイド」は、日本で前作が翻訳され、発売されているので、このタオルの日を機会に、読んでみると良いですよ。