6月1日は、総務の日という記念日です。
総務の日は、総務で働く人が、「組織のチカラ」となり、企業のかなめとして活躍してほしい」といった願いを込めて総務を応援する日として制定された記念日です。
さらに詳しく、「総務の日」について知りたい場合には、このまま読み続けることで知識を深めることができます。
「総務の日」に関する基本情報
ここでは、総務の日という記念日が、なぜ、6月1日なのか?誰が制定したのか?といった基本的な情報を紹介します。
誰が制定した記念日なのか?
ナナ・コーポレート・コミュニケーションが制定した記念日です。
ナナ・コーポレート・コミュニケーションとは?
ナナ・コーポレート・コミュニケーションは、日本で唯一、総務の専門誌であり「月刊総務」を発行している会社です。
なぜ、6月1日が記念日となっているのか?
総務の日の記念日が、6月1日であるのは、1963年6月1日に、日本で唯一の総務専門誌「総務課の実務」を発行したkとおにちなんで日付が決められています。
なお、1963年当時の発行した誌名は「総務課の実務」ですが、現在は、「月刊総務」という誌名になっています。
「月刊総務」とは?
月刊総務とは、2013年に創刊50年を迎える、総務部門をサービス部門ではなく、戦略部門と考えている専門誌で、社会の変化が激しい現在に、企業のナビゲーター役へと、総務の役割を変え、価値を改める、考え方、企業事例、実務ノウハウを柱としてリアリティーある紙面を行っている雑誌です。
日本記念日協会に登録された記念日
総務の日は、一般社団法人 日本記念日協会に正式に登録、認定されている記念日です。
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「総務の日」に関する豆知識・雑学
ここでは、「総務の日」にちなんで「総務」に関する豆知識、雑学を紹介します。
総務の仕事内容とは?
総務の仕事内容は、「何でも屋」といったイメージが一般的ですが、基本的に、一般的な部署で扱わないが、会社にとって必要不可欠な業務をすべて行うので、その業務が多義に渡っています。
具体的な業務内容としては、
- 契約、契約書の管理
- 株主総会、取締役会の業務
- 株式管理
- IRの実施
- 文書や印象
- 固定資産、備品、消耗品などの管理
- 保安、防災業務
- 情報セキュリティ
- 安全衛生管理
- リスクマネジメント
- 受付業務
- 福利厚生
- 従業員の健康管理
- 社員食堂の管理
- 社内外の慶弔業務
- 社葬の実施
- 秘書業務
- 会社行事、イベント業務
- ホームページの管理
- 官公庁、地域との渉外
- 環境対策
- 社会貢献活動
- 業務委託の管理
- ブランディング
といった感じで多義に渡っています。
総務は、一般職!?専門職!?
総務という仕事は、日本においては、「一般職」として扱っていることが多いです。しかし、グローバル企業では、総務は「専門職」として扱われています。
総務が専門職と扱われるようになったのは、世界の企業が、ファシリティマネジャーや総務の扱う予算は大きくなったこと、さらには、総務は役員室において発言できる、経営会議における発言ができるので、バランスシートや利益などの知識も必要と、会社の経営に関連する知識が必要になってくるということで、「専門職」として扱われるようになっているようです。
まとめ
総務の日は、日本で唯一の総務専門誌である「月刊総務」を発行しているナナ・コーポレート・コミュニケーションが、日本記念日協会に申請し、認められた記念日です。総務が企業のかなめとして活躍してほしいといった思いが込められて制定されている記念日です。
近年、大手企業になると総務の扱う予算が多く、経営会議に出席し、会社の経営に関する意見も求められることから、総務が専門職として経営にたずさわれる人材が求められているようです。そのような人材を「月刊総務」も育てるために必要な情報を提供しているのかなと思いました。