八十八夜の5月2日(閏年は5月1日)は、緑茶の日という記念日です。

緑茶の日は、茶摘みの最盛期となるこの時期に、緑茶をPRするのが目的で制定された記念日です。

さらに詳しく、「緑茶の日」について知りたい場合は、このまま読み続けてもらえれば知識を深めることができます。
 

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「緑茶の日」に関する基本情報

ここでは、「緑茶の日」を誰が制定したのか?また、なぜ、八十八夜の日が記念日になったのか?基本的なことを紹介します。

緑茶の日に摘んだ新茶は極上品

緑茶の日に摘んだ新茶は、極上とされ、古くから「仙薬(せんやく)」とも称されるほど栄養価が高いことで知られています。

誰が制定した記念日なのか?

1990年に、日本茶業中央会が制定した記念日です。

日本茶業中央会とは?

日本茶業中央会は、お茶に関連する団体が中心となって組織されており、日本茶、及び、茶文化の振興を目的として制定された公益社団法人です。

緑茶の日は、いつ、なのか?

緑茶の日は、通年は5月2日です。閏年は5月1日です。

なぜ、年によって日付が違うのか?

「緑茶の日」は、毎年、八十八夜の日とされています。八十八夜は、立春を起算日(第1日目)として88日目に当たります。この為、通年と閏年で、日付が1日変わります。

緑茶の日の日付

  1. 2018年:5月2日
  2. 2019年:5月2日
  3. 2020年:5月1日(閏年)
  4. 2021年:5月2日
  5. 2022年:5月2日
  6. 2023年:5月2日
  7. 2024年:5月1日(閏年)
  8. 2025年:5月2日
  9. 2026年:5月2日
  10. 2027年:5月2日
  11. 2028年:5月1日(閏年)
  12. 2029年:5月2日
  13. 2030年:5月2日
  14. 2031年:5月2日
  15. 2032年:5月1日(閏年)
  16. 2033年:5月2日
  17. 2034年:5月2日
  18. 2035年:5月2日
  19. 2036年:5月1日(閏年)
  20. 2037年:5月2日
  21. 2038年:5月2日
  22. 2039年:5月2日
  23. 2040年:5月1日(閏年)


「緑茶の日」に摘んだお茶は縁起物

緑茶の日に摘んだお茶は、大変縁起がいいとされ、「飲むと寿命が延びる」と言われ貴重なお茶とされました。縁起物になる理由は、「八十八夜」に摘まれたお茶ということで、縁起の良い、末広がりの「八」が重なっている日であるからです。

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「緑茶の日」に関する豆知識・雑学

ここからは、「緑茶の日」にちなんで、「緑茶」に関する雑学や豆知識について紹介します。

緑茶は飲みすぎは危険!?

緑茶は、健康に良いと知られていますが、そうはいっても「過ぎたるは及ばざるがごとし」と言われるように、飲みすぎは害になります。実際に、アメリカでは、1日に16杯のアイスティーを飲んだことで、病院に緊急搬送された人もいると言われています。

緑茶に含まれる成分で、摂り過ぎに注意したい成分とは?

緑茶に含まれる成分の中でも、注意したい栄養成分は、

  • カフェイン
  • タンニン
  • シュウ酸

といった3つの成分は注意が必要です。

カフェイン

カフェインと言えば、コーヒーをイメージする人が多いと思いますが、緑茶にも含まれています。カフェインは、適度に摂取することで、記憶力や集中力の向上、脂肪の分解促進、疲労回復、運動能力の向上など、良い効果も期待できます。

しかし、過剰に摂取すると「胃炎」「嘔吐」「顔面硬直」「睡眠障害」「神経過敏」などが起こる可能性があります。

WHO(世界保健機関)によると、カフェインの1日の摂取限度は、300mgです。緑茶には、湯のみ1杯が100g当たり、20mgほどなので、1日10杯程度にしておくのが良いでしょう。

タンニン

タンニンは、ポリデノールの一種で、活性酸素の働きを抑えるので、老化を防いでくれるということで、生活習慣病や認知症の予防、美白効果、整腸作用などが期待できると言われています。

しかし、タンニンは、「便秘になる可能性が高まる」「鉄の吸収を妨げる」と言われているので貧血気味の人は注意が必要です。

シュウ酸

シュウ酸とは、尿道結石の原因となる成分です。ただし、緑茶が、特別に「シュウ酸」を多く含んでいる訳ではありません。他の食品としては、ナッツ、バナナ、コーヒー、ほうれん草、ココアなどにも含まれています。

緑茶の栄養成分

緑茶は、健康にいいとも言われていますが、具体的に、どんな栄養成分が、どれくらい含まれているのでしょうか?ここで紹介します。

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基本的な栄養成分

  • エネルギー:2kcal
  • タンパク質:0.2g
  • 脂質:0g
  • 炭水化物:0.2g

ビタミン

  • ビタミンB2:0.05mg
  • ナイアシン:0.2mg
  • ビタミンB6:0.01mg
  • 葉酸:16ug
  • パントテン酸:0.04mg
  • ビオチン:0.8ug
  • ビタミンC:6mg

ミネラル

  • ナトリウム:3mg
  • カリウム:27mg
  • カルシウム:3mg
  • マグネシウム:2mg
  • リン:2mg
  • :0.2mg
  • :0.01mg
  • マンガン:0.31mg

上記の通り、緑茶には、色々な栄養成分が含まれています。

緑茶に期待できる効能・効果とは?

緑茶は、適量を摂取することで健康への効果が確認されています。

認知症を予防

東北大大学院医学系研究科の栗山進一講師達が調査した結果にいると「緑茶を1日2杯以上飲む人は、週3杯以下の人と比べると認知障害になりにくい」ということが分かっているようです。

緑茶に含まれるカテキンは活性酸素の働きを抑えるので、神経細胞に傷がつくのを防ぐ働きが期待できます。なお、1日2杯の緑茶を飲む人と、4杯の緑茶を飲む人では、差はないようです。

糖尿病の改善

静岡県立大などが行った研究で、1日7杯、緑茶を飲むことで、糖尿病の一歩手前になっていた人でも血糖値の改善が見込めるようです。

実際に、研究では、糖尿病になりかかっている人を60人集めて、2つのグループに分け、片方のグループに、2か月間、粉末緑茶を飲ませたところ、糖尿病の診断基準となる指標が改善したそうです。

緑茶に含まれているカテキンは、糖尿病の予防効果があると有名ですが、この静岡県立大の研究によって、血糖値が高い人の数値を下げる効果があることが確かめられました。

脳梗塞の危険性を下げる

東北大大学院医学系研究科の栗山進一講師達の調査によると、1日5杯以上、緑茶を飲むことで、脳梗塞での死亡リスクを下げるそうです。

実際に、1日1杯未満の人と比較すると「女性は62%低下」「男性42%低下」だそうです。

脳や心臓などの循環器系疾患の死亡リスクの低下

東北大大学院医学系研究科の栗山進一講師達の調査によると、1日5杯以上、緑茶を飲むことで、脳や心臓などの循環器系疾患の死亡リスクの低下するそうです。

実際に、緑茶を1日5杯以上飲んだことで、「女性31%低下」「男性22%低下」といった結果が得られたそうです。

ビタミンCの摂取量の大半が摂取できる

緑茶には、ビタミンCが豊富に含まれています。特に煎茶に多く含まれており、ビタミンCは、レモンの3~5倍だと言われています。

この為、1日のビタミンCの必要な摂取量は50mgです。煎茶を1杯12mgのビタミンCが摂取できるので、1日5杯飲めば、必要な量の大半を摂ることができます

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1番茶、2番茶、3番茶、4番茶の違いとは?

1番茶というのは聞いたことが多いと思いますが、実は、2番茶、3番茶、4番茶と、4番まであります。この4つの違いは、いつまでに摘まれたお茶なのかで変わります。

  1. 1番茶:5月末までに摘まれたお茶
  2. 2番茶:7月末までに摘まれたお茶
  3. 3番茶:9月10日までに摘まれたお茶
  4. 4番茶:10月20日までに摘まれたお茶

ちなみに、4番茶は、「秋冬番茶」とも言われます。

 

お茶に関連する記念日一覧

お茶に関連する記念日は、1年にいくつもあります。

抹茶の日(2月6日)

西尾茶創業120年を記念して、愛知県西尾市茶業振興協議会が制定した記念日です。日付は、湯を沸かす風炉(ふろ = 26)の語呂合わせで決まっています。

川根茶の日(4月21日)

川根茶の日は、川根茶お茶街道推進協議会が制定した記念日です。日付は、立春から数えて七十七夜を記念日としています。

緑茶の週間(グリーンティウイーク)(4月29日~5月5日)

緑茶の週間は、「緑茶の日」を制定した同じ、公益社団法人日本茶業中央会が制定した記念日えす。旧緑茶の日にちなんで、ゴールデンウィークの期間である4月29日~5月5日を記念日の日付にしています。

麦茶の日(6月1日)

麦茶の日は、麦茶の原料になる大麦の収穫が始まる時期、麦茶の季節の始まりとなる6月1日を記念日にと全国麦茶協同組合が制定しています。

中国茶の日(7月8日)

中国茶の日は、茶(チャ)を、「中国語の7=チ」と「日本語の8=ヤ」にちなんで、7月8日に、日本中国茶協会が制定した記念日です。

マテ茶の日(9月1日)

マテ茶の日は、アルゼンチンにおいて、3大飲料の「マテ」の収穫祭が、毎年行われる9月1日に日本マテ茶協会が制定した記念日です。

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コーヒーの日(10月1日)

コーヒーの日は、国際協定によって、コーヒーの新年度の始まりが10月と決められていることで、社団法人全日本コーヒー協会が制定した記念日です。

日本茶の日(10月31日)

日本茶の日は、臨済宗の開祖である栄西が、茶の種子を宋から持ち帰ったと言われている1192年10月31日にちなんで制定された記念日です。

お茶の日(11月1日)

お茶の日は、お茶の名産地として知られる静岡市が、静岡市めざせ茶どころ日本一 条例によって制定された記念日です。聖一国師生誕の日でもりあります。

紅茶の日(11月1日)

紅茶の日は、伊勢の国出身の船頭 大黒屋光太夫が、ロシア滞在中に、ロシアの女帝エカテリーナ二世の茶会に招待され、日本人で初めて紅茶を飲んだとされる11月1日を日本紅茶協会が記念日として制定しました。

玄米茶の日(11月1日)

玄米茶の日は、新米穀年度の始まりとなる11月1日を、全国穀類工業協同組合が記念日として制定しました。

お茶一杯の日(11月23日)

お茶一杯の日は、公益社団法人鹿児島県茶業会議所が制定した記念日です。この火は、鹿児島県の各地でお茶の消費拡大のためのイベントが開催されています。

 

まとめ

緑茶の日は、八十八夜のです。この為、緑茶の日に摘まれたお茶は、末広がりで縁起が良いと言われています。新年度が始まって1ヶ月が経過したところ、ゴールデンウィーク開けに、緑茶の日の新茶を飲んで、この年の縁起かつぎがしたいと思いました。