6月1日は、バッジの日という記念日です。
バッジの日は、6月1日が「気象記念日」であることにちなんで、バッジの「徽章(きしょう)」と同じ読み方をすることにちなんで制定された記念日です。
さらに詳しく、「バッジの日」について知識を深めたい、興味がある場合は、このまま読み続けてください。
「バッジの日」に関する基本情報
ここでは、「バッジの日」を誰が制定したのか?なぜ、6月1日なのか?といったバッジの日に関する基本的な情報を紹介します。
誰が制定した記念日なのか?
1993年(平成5年)に、徽章工学協会が制定した記念日です。
なぜ、6月1日が記念日になったのか?
バッジの日の記念日が、6月1日になっているのは、この日が、「気象記念日」であることから、「気象(きしょう)」を「徽章(きしょう)」と、読み方が同じであることにちなんで、バッジの日の記念日にしています。
そもそも「バッジ」とは?
バッジとは、衣服の襟や胸などの部分に付けるモノで、付けることで、その人の所属、職位、経歴、資格、階級、功績などを図式化したデザインとして表す徽章(記章)のことを言います。襟章は、特に、「ピン」と呼ばれることもあり、日本語では「ピンバッジ」とも呼ばれます。
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「バッジの日」に関する豆知識・雑学
ここからは、「バッジの日」にちなんで「バッジ」に関連する豆知識、雑学を紹介します。
バッジの語源とは?
バッジの名前の語源は、英語の「badge」です。この「badge」は、イギリス英語です。アメリカ英語でバッジを表すのは「button」になるそうです。
バッジの類語・同義語とは?
バッジの同義語、類語は、「記章」「 エンブレム」「徽章」「胸章」などになります。
缶バッジの歴史とは?
缶バッジは、200年以上前のアメリカ発祥で、政治的なキャンペーン、選挙活動などで利用されていました。缶バッジが産まれたのは、1789年、アメリカのジョージ・ワシントンの支持者によって作られました。
当時の缶バッジは、今とは少し違った!?
缶バッジが産まれた当初は、現在とはデザインが違い、バッジの全面が金属で作られており、裏面は、服などに縫い付ける穴足が付いていました。洋服に付ける飾りボタンと同じイメージなので、英語名が「button」となっています。
缶バッジの特許は、1896年に取得されていた
1896年には、現在の缶バッジの形となるバッジの上に写真を載せ、写真が傷つかないように透明なセルロイドのフィルムで保護していました。この写真は、傷つきやすいのでセルロイドのフィルムで保護していましたが、それがアメリカにおいて特許の取得が行われていました。
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日本における缶バッジの歴史とは?
日本における缶バッジの歴史は、1970年代頃からアメリカ資本の会社が広告キャンペーンで使われるようになりました。
缶バッジが日本で有名になったのは!?
日本で缶バッジが有名になったのは、1980年代に「お名前缶バッジ」です。名前をひらがなで印刷しただけの簡単なバッジですが、当時の渋谷や原宿の若者に人気となり流行りました。その後、缶バッジのブームは下火になりました。
缶バッジが再ブーム!?
缶バッジの再ブームは、2010年を過ぎたころです。ゲームやアニメのブームに乗ったように缶バッジの需要が急速に高まりました。
まとめ
バッジの日は、6月1日が気象記念日であるため、バッジの「徽章」と同じ読み方をするということにちなんで制定された記念日です。バッジというのは、缶バッジとしてアメリカ発祥と言われています。元々は、政治のキャンペーンに使われたのが発祥らしいです。
日本においては、1980年代にブームになり、2010年を過ぎたころにブームが再来し、ある程度の需要が増えてきているようです。
アメリカとは違い、日本は、アニメやゲームなど個人が楽しみながら使うモノというのが缶バッジのイメージが強いようです。