5月12日は、海上保安の日という記念日です。
海上保安の日は、海上保安庁が地域の人々に広く親しまれ、海上保安庁の役割、活動をより一層、理解してもらうために制定した記念日です。
さらに詳しく、「海上保安の日」について興味がある場合は、このまま読み続けることで知識を深めることができます。
「海上保安の日」に関する基本情報
海上保安の日
誰が制定した記念日なのか?
海上保安庁が「開庁記念日」として制定しました。その後、2000年に「海上保安の日」と名称を変更しました。
なぜ、5月12日が記念日なのか?
1948年5月12日に、海上保安庁が開庁したことにちなんで、5月12日が記念日になっています。なお、当時の運輸省、現在の国土交通省の外局として、海上保安庁は開庁しています。
海上保安庁の設立は5月1日であった!?
海上保安庁が設立されたのは、昭和23年5月1日です。その後、海上保安庁が開庁した時には、初代長官の大久保武雄の手によって、庁舎屋上に庁旗が掲揚されたのが、同年5月12日です。この5月12日は、開庁記念日として受け継がれていました。
海上保安の日の祝賀会とは?
海上保安の日には、「祝賀会」が行われています。祝賀会の模様は、海上保安庁のホームページで公開されています。
過去に、どんな祝賀会が行われたのか?
平成26年の「海上保安の日」の祝賀会は、東京都千代田区の中央合同庁舎3号館で行われました。祝賀会では、「海上保安庁音楽隊ミニコンサート」として、花は咲く、ブルータンゴ、軍師官兵衛、オブラディ・オブラダが演奏されました。
平成27年の「海上保安の日の祝賀会では、江東区青海の国土交通省青海総合庁舎にある海上保安庁殉職者慰霊碑前で「殉職者追悼式」が行われました。また、夕刻からは、千代田区霞が関の中央合同庁舎3号館で、ミニコンサートで、海上保安庁愛唱歌「はばたき」、広い河の岸辺(The Water is Wide)、Ocean(テレビドラマ「海猿」主題歌)、I JUST CALL SAY I LOVE YOUが、演奏されました。
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「海上保安の日」に関する豆知識・雑学
ここからは、海上保安の日にちなんで、「海上保安庁」についての豆知識、雑学を紹介します。
海上保安庁とは?
海上保安庁は、国土交通省の外局として、1948年(昭和23年)5月1日に設置されました。その目的は、「海上の安全、および、治安の確保を図ることを任務とする」です。
海上保安庁の設立の目的とは?
海上保安庁の設立の目的は、日本国の沿岸水域における
- 海上の安全確保
- 法律違反の予防
- 法律違反の捜査
- 法律違反の鎮圧
などの海上保安業務を一元的に担当する機関なることが目的で制定されました。
海上保安庁の参考にしたのは?
海上保安庁は、アメリカの沿岸警備隊である「コースト・ガード」をならっています。
海上保安庁の仕事とは?
海上保安庁の仕事としては、一般的に「密輸」「密入国」などの犯罪の取り締まり、人命救助などが仕事といったイメージがありますが、その他にも「海上交通整理」「海図の製作」「海上の消防機関」なども仕事内容に含まれます。
海上保安庁で働く「海上保安官」になるには?
海上保安庁で働くためには、「海上保安官」になる必要があります。
海上保安官とは?
海上保安官は、日本の海の安全と治安を守るのが職務で仕事をしている公務員のことを言います。
どのようにすれば海上保安官になれるのか?
海上保安官になるためには、高校、短大、大学を卒業した後に、「海上保安大学」「海上保安学校」に進学した上で、海上保安官として必要な知識や技能を身に付ける必要があります。
- 海上保安大学とは?
- 海上保安学校とは?
海上保安大学は、海上保安庁の幹部候補生を育てる大学です。
海上保安学校は、実践的な授業を行い、海上保安庁の各分野で活躍できる人材を育てる学校です。
まとめ
海上保安の日は、海上保安庁が地域の人々に広く親しまれることで、その役割、活動をより一層、理解してもらうために制定された記念日です。海上保安の日には、祝賀会なども行われている参加できるチャンスがあれば、一度は、参加してみたいと思いました。