5月8日は、ゴーヤーの日という記念日です。
ゴーヤーの日は、ゴーヤーをもっと広く知ってもらい、もっと食べてもらいたいといった思いから制定された記念日です。
さらに詳しく、「ゴーヤーの日」についての知識を深めたいと思った場合には、このまま読み進めてください。
「ゴーヤーの日」に関する基本情報
ここでは、「ゴーヤーの日」の記念日を、誰が制定したのか?なぜ、5月8日なのか?といった基本的な情報を紹介します。
誰が制定した記念日なのか?
1997年(平成9年)に、沖縄県とJA(全国農業協同組合連合会)沖縄経済連が制定した記念日です。
なぜ、5月8日が記念日の日付になったのか?
ゴーヤーの日の記念日が、5月8日なのは、「5 = ゴー 8 = ヤー」の「ゴーヤー」の語呂合わせと、この時期がゴーヤーの生産量が増える時期といったことにちなんで日付が決められています。
ゴーヤーの日のイベントは、何があるのか?
ここでは、ゴーヤーの日にイベント行われた、過去のイベント情報を紹介します。
元祖ゴーヤーの日:胡屋のゴーヤー祭り
胡屋のゴーヤー祭りは、「住所:沖縄県沖縄市中央1丁目15−1」の一番街商店街内コザBOX前にて行われる祭りで、「今年ももちろんゴーヤーチャンプルー無料配布。屋台も多数出店」ということなので、毎年、ゴーヤーチャンプルの無料配布があるようです。また、屋台も出店しているので楽しめそうですね。
県農林水産物販売促進協議会主催のセレモニー
ゴーヤーの日は、県農林水産物販売促進協議会主催のセレモニーが2014年に行われました。このセレモニーでは、県の高良倉吉副知事が「栄養豊富でさわやかな苦みを持つ野菜が、全国の食卓を彩ることを祈念する」と宣言が行われました。また、各地で催しや試食会や笛の提供などが行われました。さらに、1本58円と格安のゴーヤーの販売なども行われていました。
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今帰仁の駅そーれ ゴーヤーイベント
農家レストランで、ゴーヤーずくし料理の提供。北部農林高校生のゴーヤーの苗が無料で配布されます。
ゴーヤーフェア
ゴーヤーフェアでは、「ゴーヤーの特売」「ゴーヤーの加工品紹介」「ゴーヤージュース特売」などが行われました。
ゴーヤーの日フェア
ゴーヤーの日フェアでは、「蒸し暑い梅雨を夏バテ効果のあるゴーヤーを食べて乗り越える」といったフェアが行われました。
がらまんじゃく風ゴーヤーの日
がらまんじゃく風ゴーヤーの日では、ゴーヤーの日に特別に「ゴーヤーとパインの料理」をつけて提供など行われました。
市内学校給食へゴーヤー提供
市内学校給食へゴーヤー提供は、市内の農家が新鮮なゴーヤーを学校給食の食材としての提供を行うことで、子供たちに、ゴーヤーの美味しさを知ってもらい、地産地消を推進しています。
久米島ゴーヤー感謝祭
久米島ゴーヤー感謝祭では、ゴーヤーを中心とした島料理の即売会が行われました。
ゴーヤーまつり(5月8日~10日)
ゴーヤーまつりでは、ゴーヤーの天ぷらやジュースの試食、レシピの紹介などが行われました。
上記の通り、特に、沖縄では、5月8日で、既に暑くなりはじめる季節ということで、夏バテ対策、暑さ対策にいいと言われているゴーヤーを祭りで食べる事で、元気に過ごしておけるのではないかと思います。
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「ゴーヤーの日」に関する雑学・豆知識
ここからは、「ゴーヤーの日」にちなんで「ゴーヤー」に関する雑学、豆知識を紹介します。
ゴーヤーとは?
ゴーヤーとは、苦瓜とも言われ、その名の通り、強い苦味が特徴です。料理では、特にゴーヤーチャンプルーなどの沖縄料理が定番で、全国的にチャンプルにして食べられる食材です。
かつては、沖縄、九州地方に限って栽培されていたが、現在では本州でも栽培されるようになっています。
ゴーヤーは、黄色、オレンジ色のモノもある!?
ゴーヤーといえば、緑色といった印象が強いと思います。しかし、これはピーマンと同じで、未完熟の状態で収穫された状態だからです。ゴーヤーをキチンと完熟させると黄色やオレンジ色になります。
ゴーヤーの原産は、どこなのか?
ゴーヤーの原産地は、インドなどのアジアの熱帯地域と考えられており、中国大陸には14世紀ごろに伝播してきたと考えられています。中国においては、生薬として、「実 = 苦瓜」、「花 = 苦瓜花」、「根 = 苦瓜根」、「種子 = 苦瓜子」として、余すことなく使われています。
日本に、いつ入ってきたのか?
ゴーヤーは、日本には、16世紀ごろに、中国大陸から入ってきました。現在の沖縄、当時の琉球王国に伝来した時期は不明ですが、1713年には、「琉球王国由来記」に、苦瓜の記載があることから、この時には、すでにゴーヤーは生薬と言ったイメージで利用されていた説が有力になっています。
ゴーヤーに期待できる効果効能とは?
ゴーヤーは、暑さ対策、夏バテ予防などに役立つ薬効があると言われていますが、その他には、
- 疲労回復
- 食欲がないとき
- ダイエット中の食事に使う
- 高い血圧が気になる
- むくみ
- お通じが悪くでない
- 肌荒れ
など、様々な健康にいいと言われています。
まとめ
ゴーヤーの日は、ゴーヤーをもっと食べてもらいたいといった思いで制定された記念日です。ゴーヤーの日のおかげかは分かりませんが、昔と比べると、ゴーヤーは、日本全国で食べられるようになりました。ゴーヤーの日の効果があったのかもしれませんね。
また、沖縄などでは、ゴーヤーの日には、各地でイベント、祭りが行われ、ゴーヤーを使った料理が無料で振る舞われたり、お得に食べることができるので、色々なイベントや祭りを周ってみるのも楽しそうですね。