5月22日は、ガールスカウトの日という記念日です。
ガールスカウトの日は、第二次世界大戦で中断されていた日本のガールスカウトの再興する準備委員会の発足にちなんで作られた記念日です。
さらに詳しく、「ガールスカウトの日」の内容を知りたい場合は、このまま読み続けることで知識を深めることができます。
「ガールスカウトの日」に関する基本情報
ここからは、まず、ガールスカウトの日を、誰が制定したのか?なぜ、5月22日になったのか?といった基本的な情報を紹介します。
ガールスカウトの日とは、どんな記念日なのか?
ガールスカウトの日は、ガールスカウトとして、よりよい社会を作るために、地域の皆様に役立つことを全国一斉で行おうと「ありがとうの輪を広げよう」といった活動を、全国で一斉に行います。
実際に、ガールスカウトの日は、5月22日ですが、2017年の場合、4月28日(金曜日)~6月9日(金曜日)まで、1ヵ月以上に渡って、ガールスカウトの日の「ありがとうの輪」の活動が行われます。
誰が制定した記念日なのか?
ガールスカウト日本連盟が制定した記念日です。
なぜ、5月22日が記念日になったのか?
ガールスカウトの日が、5月22日になったのは、第二次世界大戦で日本ガールスカウトの活動が中断されていたのを、再興するための準備委員会が、1947年(昭和22年)5月22日であったのに由来して制定されています。
日本のガールスカウト日本連盟が結成されてのは?
日本のガールスカウト日本連盟が結成されたのは、準備委員会が制定された2年後となる1949年(昭和24年)です。
ガールスカウトの日に行われるイベントとは?
ガールスカウトの日は、日本全国のガールスカウトが、イベントを開催します。イベントの内容は、子どもや家族で楽しめる体験コーナー、ガールスカウトの活動を紹介するブースなどが準備されています。
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「ガールスカウトの日」に関する豆知識・雑学
ここからは、ガールスカウトの日に関連することがらとして「ガールスカウト」の豆知識、雑学についての情報を紹介します。
ガールスカウトの起源とは?
ガールスカウトは、1908年にイギリスのロバート・ベーデン=パウエル卿が発足させたボーイスカウトにならって、1910年にパウエル卿の実の妹であるアグネス・ベーデン=パウエルが発足したガールガイドを母体として、1912年にアメリカのジュリエット・ローがこれにならって創設した少女訓育団体をさします。
ガールスカウト世界連盟が結成されたのは?
ガールスカウトは、急速に全世界に普及し、1928年には「ガールガイド・ガールスカウト世界連盟(WAGGGS)」が結成されています。
世界に、どれくら広まっているのか?
2015年には、ガールスカウトは、146ヵ国の地域が加盟しており、メンバー数も1,000万人にもなっています。
日本にガールスカウトは、誰が紹介したのか?
日本にガールスカウトを紹介し持ってきたのは、ミス・グリーンストリートという人が、1919年(大正8年)に来日した時で、ガールガイド運動を伝えています。
日本のガールスカウトの始まりとは?
日本のガールスカウト運動は、1920年(大正9年)に、イギリスのガールガイドの一支部として、香蘭女学校に日本女子補導団東京第1組が結成されたのが始まりです。
ガールスカウト日本連盟とは?
ガールスカウト日本連盟は、公益社団法人となっており、1952年3月6日に設立されています。メンバーは、2014年3月31日段階で、33,593人が在籍しています。
ガールスカウトの目的とは?
ガールスカウトは、「自ら考え行動できる女性」を育てるのを目的に活動しています。また、少女と女性の可能性を最大限に伸ばすことで、責任ある世界市民となれるような活動をしています。自分自身と他の人を幸福にすることができるように、自らが考えて行動できるような実践的なプログラムで、一人ひとりの力を伸ばしています。
まとめ
ガールスカウトの日は、第二次大戦後、ガールスカウトの活動を再興する準備委員会ができたのを記念して制定された記念日です。また、ガールスカウトの日の前後には、全国で、ガールスカウトがイベントを開催しているので、ガールスカウトの日やガールスカウトが気になる人は、イベントに参加してみると良いと思います。
子どもや家族が参加できるイベントであったり、ガールスカウトの活動紹介などが行われているので、ガールスカウトのことも理解しやすいと思います。