12月3日~12月9日は、障害者週間です。
障害者週間は、日本国民に広く障害者福祉について関心や理解を深め、障害者が社会、文化、経済など色々な分野で積極的に参加できる意欲を高めてもらうための週間です。
具体的な、障害者週間とは、どんな週間であるのか?と言った点は、下記に詳しく紹介していますので参考にしてください。
「障害者週間」に関する基本情報
障害者週間とは、どんな週間なのでしょうか?由来や意味など、基本的な事柄を紹介します。
いつ制定されたのか?
1995年(平成7年)6月27日に、当時の総理府(当時の内閣府)にある障害者施策推進本部が、12月3日から12月9日までの1週間を「障害者週間」として制定しました。
なぜ、12月3日~9日が、障害者週間なのか?
元々、障害者基本法において、12月9日は「障害者の日」として定められていました。また、国連において12月3日を国際障害者デーと決まりました。
この為、2004年に、障害者基本法が改正されて、12月3日~12月9日を「障害者週間」と定めることが、法律にも明記されています。
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「障害者週間」に関する豆知識
障害者週間に関するイベントやポスターなど関連する豆知識を紹介します。
内閣府が様々な活動を行っている
障害者週間をはじめ、その前後には、内閣府が障害者に関することがらを国民に理解してもらうため、さらに、障害のある人の社会参加を促進するために様々なイベントが行われています。
内閣府が行っているイベント
内閣府が行っている障害者週間のイベントとしては、
- 障害者フォーラム
- 障害者週間「連続セミナー」
- 「障害者週間のポスター」原画展
などが行われています。
障害者フォーラム
障害者フォーラムでは、
- 第1部「心の輪を広げる体験作文」、「障害者週間のポスター」最優秀賞受賞者表彰
- 第2部「障害者週間」記念シンポジウム
などが行われています。
障害者週間「連続セミナー」
セミナーとしては、2016年は、朝の10時から夜19時まで、
1日目
- チック、トゥレット症候群とそれに関連する発達障害
- オストメイト対応トイレの実態調査
- 発達障害者の雇用を促進するために Vol.5
- 失語症を含む高次脳機能障害者の社会的障壁を考える
2日目
- 高齢者・障害者等の読み書き困難者への理解を促進する行政施策について考える
- 「吃音(きつおん)や関連する障害のある人の社会参加・就労支援に向けて」
- 達障害児教育への支援~音声教材の有効性と今後の課題について~
- 大人の発達障害について ~最近の動き~
といった感じで、2日間に渡り、8つのセミナーが行われます。
「障害者週間のポスター」原画展
障害者週間のポスター」原画展は、2016年は、12月3日~12月9日までの1週間、有楽町駅前の地下広場において、
- 障害者週間のポスター
- 心の輪を広げる体験作文
が行われています。
障害者に関連する記念日
障害者の日とは別に、障害者に関連する記念日や週間については
障害者の日
国際障害者デー
のページも参考になると思います。
まとめ
障害者週間には、セミナー、作文、ポスターなどがイベントとして開催されています。これらのイベントは、東京都以外にも全国各地で、障害者週間には開催されています。