5月25日は、広辞苑記念日という記念日です。

広辞苑記念日は、岩波書店の国語辞典である「広辞苑」の初版が発行されたことにちなんで制定された記念日です。

さらに詳しく、広辞苑記念日についての知識を深めたい場合は、このまま読み続けることで、誰が制定したのか?なぜ、5月25日が記念日になったのか?などを知ることができます。
 

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「広辞苑記念日」に関する基本情報

ここでは、広辞苑記念日についての基本的な情報として、なぜ、5月25日なのか?誰が制定したのか?などについて紹介します。

なぜ、5月25日が記念日になったのか?

広辞苑記念日は、「広辞苑」の初版が、1955年(昭和30年)5月25日に発行されたのにちなんで日付が決まっています

 

「広辞苑記念日」に関する豆知識・雑学

ここからは、広辞苑記念日に関連する「広辞苑」についての豆知識、雑学を紹介します。

初版は20万語を収録

初版の「広辞苑」は、7年の歳月をかけて編集が行われ完成し、20万語が収められていました。初版は、博文館から出版されていた「辞苑」の改訂作業を引継いで完成させました。

第六版では、24万語を収録

そして、10年後の2008年に発売された第6版は、約24万語の収録になっています。第6版では、「メル友」や「ニート」などの新しい言葉が追加されました。

固い評価を得た事典となった

広辞苑は、百科事典を兼ねた国語辞典という形式をとったことで、日常生活にも役立つ事典として高い評価を得ました。

累計1000万部越えの人気書籍

広辞苑は、初版以来、第6版までで、累計部数は1190万部となっています。第4版が220万部、第5版が100万部、第6版が50万部でした。

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毎日1ページ読むと、8年以上かかる

広辞苑は、1冊の文字数が、約14000文字以上で、大型本で3216ページになるので、1日1ページ読めば、8年以上かかることになります。

広辞苑の刊行履歴

広辞苑は、今までに、いつ発売されたのかを紹介します。

「辞苑」

1935年(昭和10年)に博文館が発行

「広辞苑」初版発行

1955年(昭和30年)5月25日に初版が発行されました。

「広辞苑」第二版発行

1969年(昭和44年)5月16日に第二版を発行しました。

「広辞苑」第二版補訂版発行

1976年(昭和51年)12月1日には、第二版補訂版が発行されました。

「広辞苑」第三版発行

1983年(昭和58年)12月6日には、第三版が発行されました。

「広辞苑」第四版発行

1991年(平成3年)11月15日には、第四版を発行しました。

「広辞苑」第五版発行

1998年(平成10年)11月11日には、第五版が発行されました。

「広辞苑」第六版発行

2008年(平成20年)1月11日に、第六版を発行しました。

「広辞苑」第七版発行

2018年(平成30年)1月12日には、第七版を発行しました。

基本的に、書籍としての「広辞苑」の発行部数は、電子版の発行によって昔に比べ減っているようです。

 

まとめ

広辞苑記念日は、初版の広辞苑の出版を記念して制定された記念日です。広辞苑は、名前が変わる前の「辞苑」は、昭和10年に発売されており、「広辞苑」の名前になったのが昭和30年です。戦前から発売されている歴史ある辞書だったんですね。