12月12日は、杖の日という記念日です。

杖の日は、杖を使い、家に引きこもりがちな障がい者や高齢者が、生きがいを持ち、杖を使って安全に外出できるようにといった願いから作られた記念日です。

ここでは、「杖の日」の基本的な情報から参考になる豆知識などを、まとめて紹介しています。
 

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「杖の日」に関する基本情報

杖の日の由来や意味、できた理由、誰が作った記念日なのか?杖の日についての基本的な情報を紹介します。

誰が制定した記念日なのか?

安全性と握りやすさを追求した「クォーターポイント」というスタイリッシュな杖や介護用品のレンタルや販売、住宅改修など、福祉事業を行っている株式会社丸冨士が制定した記念日です。

なぜ、12月12日なのか?

杖の日が、12月12日なのは、「杖を持ってイッチニ、イッチニ」と歩けるようにということで

  • 12月 = イッチニ
  • 12日 = イッチニ

という語呂合わせで12月12日に制定されました。

何を目的に、制定された記念日なのか?

杖を使って歩いている人は、どうしても家にひきこもりがちです。そんな杖を使っている障がい者や高齢者が、生きがいを持って、杖を使って安全に外出して欲しいという思いが込められて作られた記念日です。

また、健康維持のために「イチニ、イチニ」と杖を使って一歩一歩を確実に、杖を「転ばぬ先の杖」として使い、安全に歩いてもらうための記念日でもあります。

「杖の日」は、日本記念日協会に登録されている記念日

12月12日の「杖の日」は、日本記念協会に申請し、正式に登録された記念日です。

いつ制定された記念日なのか?

杖の日が、記念日として認定されたのは、2014年(平成26年)11月13日です。

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「杖の日」に関する豆知識

杖の日に関する豆知識を紹介します。

「杖の日」を作った丸冨士とは?

株式会社丸冨士とは、東京を中心として営業している会社で、最初は、白衣や医療福祉器具の販売からスタートしています。その後、バリアフリー住宅の改修工事を行う様になり、平成11年4月に有限会社丸冨士となり、品川、目黒、世田谷、川崎などに営業所やショールームを持ち営業していました。介護関連の商品の取り扱いを行うことから、杖の取り扱いもあり、杖の日を制定しました。

「杖の日」に行われるイベント

杖の日は、日本を代表する杖メーカーなども協力して、実際に、シックで高級感があり、オシャレな杖を手に取って触れられるようにと、健康福祉機器展「ねんりんピック新聞ブース」(シルバー産業新聞社)を開催しています。このイベントでは、各社の杖を一堂に揃え、持ち具合や使いやすさ、軽さなどを比較することができるよにしています。

商品が当たる無料抽選会も開催

健康福祉機器展「ねんりんピック新聞ブース」(シルバー産業新聞社)では、杖などの素敵な商品が当たる無料の抽選会も開催しています。

 

「杖」に関連する記念日

杖に関する記念日は、12月12日以外にも

  • 国際白い杖の日(10月15日)
  • 杖の日(7月7日)

といった記念日が存在します。

国際白い杖の日(10月15日)

白い杖は、世界的に目の見えない人や視覚障がい者が使う杖として知られています。その白い杖を「国際白い杖の日」として、白い杖を持つ人の交通安全に関する法律の認知を向上させるために制定しました。こに10月15日の「国際白い杖の日」は、ライオンズクラブによって尽くされた記念日です。

杖の日(7月7日)

7月7日の「杖の日」は、Link Groupの}INTER LINKという杖や車イスなどを製造している杖メーカーの会社が作っている記念日もあります。}INTER LINKは、高齢化社会にともない、杖を必要とする人が年々、増加することもあり、「杖の日」を商標登録する形で記念日を制定しています。
 

まとめ

「杖の日」は、12月12日以外にも、7月7日も存在しました。半年に1度程度は、杖について考える日を持っても良いと思いました。特に、高齢になり、足が悪くなってきている人は、最近は、お洒落な杖も販売されているので、お洒落に杖を使い、家に閉じこもらずに、出歩き、足腰がなまらないようにして、長く、健康でいられるようにするといったことを考えるのにも「杖の日」は良いのではないかと思いました。また、健康な人は、杖を使っている障がい者や高齢者に対して、いたわりの心、譲り合いの心を再確認する日にすると良いと思います。