毎月9日は、クジラの日という記念日です。
クジラの日は、クジラの肉を食べてもらおうというPRの目的で制定された記念日です。
さらに詳しく、「クジラの日」について知りたいと思った場合は、このまま読み進めてもらえれば知識が府kまります。
「クジラの日」に関する基本情報
ここでは、クジラの日について、いつ制定されたのか?なぜ、毎月9日なのか?といった基本的なことがらを紹介します。
誰が制定した記念日なのか?
日本捕鯨協会や大日本水産会など、25団体が定めた記念日です。
いつ制定されたのか?
1993年(平成5年)の京都で行われた国際捕鯨委員会(IWC)の年次総会が開催されたのを機に制定されました。
なぜ、毎月9日なのか?
日付は、クジラの「ク」の字が「9」になるという語呂合わせで決められています。
記念日制定の目的とは?
クジラを食べてもらおうと「クジラの日」を制定しました。
商業捕鯨の禁止
国際捕鯨委員会(IWC)の決定により、1988年(昭和63年)3月に日本の商業捕鯨が禁止されました。
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「クジラの日」や「クジラ」に関する豆知識
ここからは、クジラやクジラの日に関する豆知識を紹介します。
「クジラの日」を制定した日本捕鯨協会とは?
日本捕鯨協会は、捕鯨に関する情報収集、調査、解明、捕鯨の再開のために活動している団体です。
設立と解散
日本捕鯨協会は、1959年(昭和34年)12月に、財団法人として設立しました。その後、国際捕鯨委員会が商業捕鯨を一時停止したことで1988年(昭和63年)7月に解散しました。
任意団体として再開
しかし、捕鯨の再開をめざし、任意団体として1988年(昭和63年)10月に活動を再開しています。
日本の捕鯨の歴史
日本における捕鯨の歴史は定かではありませんが、縄文時代や弥生時代の遺跡から骨が出るほど、日本のクジラ肉の利用は古いと言われています。食肉が避けられていた時代でも、貴重なタンパク源として利用されていました。
日本捕鯨協会による捕鯨の歴史とは?
9世紀にノルウェー、スペイン、フランスで捕鯨が開始されます。日本においては、12世紀に手銛(てもり)によって捕鯨がはじまります。アメリカでは1712年にアメリカ式捕鯨がはじまります。
世界的な捕鯨に関する方向性の転換期
1949年に第一回国際捕鯨委員会が開催されます。1962年に国別割当制が実施され、1963年に南氷洋ザトウ鯨の捕獲禁止、イギリスが捕鯨中止になります。1964年に南氷洋シロナガス鯨の捕獲禁止といったように捕鯨が世界的に禁止の方向で動きはじめました。
まとめ
クジラの日は、クジラを食べようというPRのために作られた記念日でした。しかし、商業捕鯨が禁止になった今では、なかなか、一般人がクジラ肉を食べる機会も減っていると思います。
捕鯨に関しては、世界的に、適切な対応を願いたいところです。