毎月12日・毎月19日は、育児の日という記念日です。育児の日は、色々な組織が記念日に制定しています。

基本的に、育児の日は、家庭や企業を含む地域が一体となって、「子育てしやすい環境を作る取り組み」「積極的に子育てが進めれる」といった機運を高めるのが目的で制定されている記念日です。

さらに詳しく、「育児の日」についての知識を深めたい場合には、このまま読み続けてもらえれば参考になります。
 

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「育児の日」に関する基本情報

ここでは、育児の日は、誰が制定したのか?といった感じの基本的なことがらを紹介します。

育児の日とは?

色々なところが育児の日を制定していますが、基本的に、子育てを行いやすくするといったことを目指しているのが共通している制定目的です。

どんな取り組みをしているのか?

育児の日は、家庭や職場、地域などの色々なところで、具体的な取り組みをしており、自治体や企業などの職場では、お父さん、お母さんの社員には「ノー残業デー」にして、単なる啓発にならないように努めています

毎月12日の育児の日の日付の根拠とは?

毎月12日が育児の日になっているのは、「育児」が、「育(いく=1)」「児(じ=2)」で、「12」になると言う読む語呂合わせからです。

毎月19日の育児の日の日付の根拠とは?

毎月19日が育児の日に指定しているのは、「育児」が、「い=1、く=9、じ」で、「19」になると言う読む語呂合わせで、12日になっています。

神戸新聞社の育児の日とは?【毎月12日】

育児の日は、社会全体で子育てについて考えて、地域が一体となって子育てがしやすい環境をつくる取り組みを行うきっかけになる日にすることを目的で制定された記念日です。

神戸新聞社とは?

神戸新聞社は、兵庫県神戸市にある地方の新聞社です。

日本記念日協会に登録された記念日

神戸新聞社の「育児の日」は、日本記念日協会に登録されています。

神戸新聞の取り組みとは?

神戸新聞社は、育児の日には、子育てクラブ「すきっぷ」というサロンを、兵庫県内の各地で開催しています。

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京都府の「きょうと育児の日」とは?【毎月19日】

京都府では、「京都府少子化対策条例」を平成28年4月1日に施行しました。

どんな目的で制定したのか?

京都府民の結婚や子供を産み育てたい希望を実現する社会を目指して制定した記念日です。「きょうと育児の日」を活用して、家族の絆の大切さを改めて考える機会にして欲しいとのことです。

京都府の取り組みとは?

京都府では、毎月19日は、家族がそろって食事をしたり、お父さんが育児に参加できるように、「ノー残業デー」などを推進しています。

豊能町の「育児の日」【毎月19日】

大阪府豊能郡豊能町では、「子育ての応援」「子どもの健やかな育ち」といった町を目指して、育児の日を定めています。

育児の日を制定する目的とは?

育児の日を通じて、子育て支援の充実をはかり、子供を安心して育てる環境づくりに、家庭や職場、地域などで出来るように取り組むのが目的で制定された記念日です。

豊能町では、どんな取り組みをしているのか?

豊能町では、毎月19日の育児の日には、「さつまいも堀りハイキング」「コスモスの里へ移行!」「段ボール迷路の作成」「ミュージック・ケア」など、妊婦さんから、地域のおばあちゃん、おじいちゃんが、子供、孫と一緒に参加できる催しを行っています。

鹿児島県の「育児の日」【毎月19日】

育児の日は、ゆとり、安らぎのある家庭を作るため、早めに帰宅し、子供と一緒にお風呂に入ったり、本を読み聞かせたり、学校などの行事に参加するなど、子育て支援を積極的に行う日です。

どのような取り組みをしているのか?

子供と過ごせるように、会社では「ノー残業デー」「年休取得促進日」を設けたりといったことを進めています。

鳥取県の「いい育児の日」【11月19日】

鳥取県では、11月19日を「いい育児の日」として制定しました。

記念日制定の経緯とは?

子どもの成長と子育てを社会全体で応援する機運」や「家庭や家族を大切にするライフスタイル」の醸成をはかるのが目的で制定されました。

長野県の「いい育児の日」【11月19日】

長野県では、「子どもの成長と子育てを社会全体で応援する機運」、「家庭や家族を大切にするライフスタイル」の醸成をはかるため「いい育児の日」を制定しました。

どんな取り組みをしているのか?

長野県では、「親子で遊べる有料待合室「キッズくらぶ」の無料開放」「赤ちゃん連れのママのための映画上映会」などを行っています。

上記の様に、色々なところが「育児の日」を制定して少子化対策に取り組んでいます。おそらく、上記で紹介した以上に、他の地域でも育児の日があると思います。

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「育児」に関する豆知識

ここからは、育児に関連する豆知識を紹介します。

「子育て同盟」を結成

平成25年4月に、少子化問題の危機感を持った10県の知事が「子育て同盟」を結成しました。

名称変更があった

平成27年には、「日本創生のための将来世代応援知事同盟」と名称を変更しています。

参加している県とは?

  • 岩手県
  • 宮城県
  • 福島県
  • 長野県
  • 三重県
  • 滋賀県
  • 鳥取県
  • 岡山県
  • 広島県
  • 山口県
  • 徳島県
  • 高知県
  • 宮崎県

日本の出生率の推移は、どうなっているのか?

日本では、以前から少子化が問題視されていました。厚生労働省の「人口動熊統計」においては

  • 1949年:4.32
  • 1966年:1.58
  • 1989年:1.57
  • 2005年:1.26
  • 2012年:1.41


といった推移をたどっています。

この為、育児の日で、家族や地域、会社が一丸となって、子育てをしようということを広めているのが「育児の日」であると言っても良いと思います。

日本の2050年の人口は?

日本の総人口は、国土交通省の試算では、2050年には、9700万人になり、1億人を割ると見られています。

日本の総人口のピークは2010年

国立社会保障の人口問題研究所が、5年に一度、実施される国勢調査の結果などをふまえる「将来推計人口」によると、日本の総人口のピークは、2010年に1億2800万人で、2040年には1億728万人となる見通しです。

出生率が下がる原因・理由とは?

出生率が下がっているのは、日本に限ったことではなく、多くの国で進んでおり、その原因、理由は、

  • 子どもの養育費の増大
  • 結婚・出産に対する価値観の変化
  • 避妊の普及


であると言われています。

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フランス・スウェーデンでは、少子化対策が成功!?

出生率の回復として、少子化対策に成功した事例としては、「フランス」「スウェーデン」が有名です。特に、フランスでは、「子供を産めば産むほど有利なシステム」と言われる、家族手当によって、経済的に支援することを中心に、環境を整えて成果を上げています。

日本の少子化対策

日本では、出生率の改善として、第2次安倍内閣が、「まち・ひと・しごと創生本部」によって、2060年になっても人口1億人程度が維持できるような将来展望を示せるように出生率を1.8程度まで戻すことを目指しています。

 

まとめ

少子化問題は、日本でも大きな問題です。その為、まずは、育児の日に、家族、地域、会社が一丸となって、育児ができる環境作りを進めるのが大切だと思いました。