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11月って、どんな月なの?

11月になると、1日ごとに気温が下がって寒くなり、冬が近いのを感じる季節です。

11月って、どんな季節化?

この時期には、北の方から寒気が日本列島を南下して霜がおりはじめる季節です。

古い暦の呼び方

11月の古い暦の呼び方は「霜月(しもつき)」です。

日本列島の多くが11月に初霜が観察されているのは、気象庁のデータによると

  • 札幌:10月25日
  • 仙台:11月10日
  • 水戸:11月6日
  • 東京:12月20日
  • 名古屋:11月21日
  • 京都:11月18日
  • 奈良:11月12日
  • 大阪:12月5日
  • 高知:11月25日
  • 福岡:12月2日
  • 鹿児島:11月27日

と言う様に、多くの地域で、11月に初霜がではじめます。

特に、京都と奈良は、昔の都です。初霜がではじめる月を「霜月」という名前にしたのは、季節の移り変わりをよく観察していたことが分かります。

立冬(りっとう)

二十四節気(にじゅうしせっき)の立冬(りっとう)は、11月7日ごろで、この日から冬になるという日です。

まだ11月なので、立冬の日を過ぎても暖かい日もありますが、この頃になると冬の冷たい風が吹きだし、日差しも弱くなり、日の暮れるのが早くなってくるので、立冬を過ぎると冬を実感しやすくなります

「霜月」の詳細はこちら

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季節の言葉

秋晴れ(あきばれ)

秋晴れとは、雲ひとつない秋の晴れ渡った日のことを言います。

「秋晴れ」の詳細はこちら

時雨(しぐれ)

時雨(しぐれ)は、秋の終わりごろから冬のはじめにかけて、急に降る雨のことを言います。特に、「雨が降ったと思ったら晴れて、晴れたと思ったら雨が降る」といったにわか雨になることがあります。時雨が起こる原因は、水蒸気を含んだ空気が山などに当たり、急激に冷やされることで雨が降るのが原因みたいです。

小春日和(こはるびより)

小春日和の「小春」とは、旧暦の11月を指す呼び方です。この時期、暖かい陽気になることがありますが、それを小さな春と呼びたいような陽気ということで小春日和と呼ばれるようになったようです。

11月の記念日

11月の年中行事

十日夜・亥の子祭り(11月10日ごろ)

旧暦の10月10日に行われていた行事で、田の神が山に帰る日で、この日に収穫をもたらしてくれた神様に感謝をする収穫祭の意味があります。

同じようなお祭りですが、埼玉や群馬など東日本では「十日夜」、西日本では「亥の子祭り」と違った言い方をします。

七五三(11月15日)

七五三は、子供が3歳、5歳、7歳に成長したことを祝う行事です。男の子は5歳、女の子は3歳と7歳、いずれも数え年の年に近所の氏神様の神社や有名な神社にお参りをします。神社では、今後の無事を願て千歳飴を購入します。

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海外の11月の年中行事

ローイ・クラトン(国:タイ)

現在の11月上旬(旧暦の12月の満月の夜)に行われるタイで行われる灯篭流し(とうろうながし)の行事です。

タイで、600~700年の歴史があるお祭りで、

  • ローイ:浮かべる
  • クラトン:葉の器

といった意味があります。

灯ろう流しでは、バナナの葉や紙で作った船にロウソクや線香を立てて、花を飾って流します。

祭りのいわれは様々ですが、

  • 1年間、川を使って汚したことを水の女神に許してもらう
  • マムマダー川の川岸に釈迦が残した足跡をおがむため

などとも言われています。