5月15日は、青春七五三の日という記念日です。

青春七五三の日は、大人へ成長する通過点として、七五三から10年後の13歳、15歳、17歳の青春真っ只中の少年少女に、これからの人生に対して励ましのエールを送り、社会性を身につけることを目的として制定された記念日です。

さらに詳しく、「青春七五三の日」について興味がある場合は、このまま読み進めることで知識を深めてください。
 

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「青春七五三の日」に関する基本情報

ここでは、「青春七五三の日」について基本的なことがらを紹介します。

誰が制定した記念日なのか?

1995年(平成7年)に、一般社団法人日本記念日協会が制定した記念日です。

なぜ、5月15日が記念日になったのか?

青春七五三の日の日付は、11月15日の七五三から半年後の5月15日になっています。

 

「青春七五三の日」に関する豆知識・雑学

ここからは、青春七五三の日にちなんで「七五三」についての雑学、豆知識を紹介します。

七五三の由来とは?

七五三の由来は、1681年12月24日(天和元年11月15日)に、江戸幕府第5代将軍である徳川綱吉の長男であり、館林城主であった徳川徳松の健康を祈って始まったというのが有力な説です。

当初は、関東圏の地方風俗であった!?

七五三は、当初は、関東圏においての地方風俗として、11月15日に、子どもの成長を祝って神社や寺などに詣でる年中行事でした。その後、七五三が、京都や大阪でも行われるようになり、その後、徐々に全国に広まっていきました。

なぜ、15日なのか?

旧暦の15日は、鬼が出歩かない日である「二十八宿の鬼宿日」として、何事をするにも吉であるとされ11月15日は、収穫を終え、その実りを神様に感謝する月、また、満月の日である15日15日の氏神様への感謝をする日もかねて、子どもの成長を感謝し、加護を祈るようになったので、15日に行われるようになりました。

七五三の年齢の意味は?

七五三は、元々、関東圏から出来た風習です。その為、発祥地での各年齢の意味としては、

  • 数え年3歳(満年齢2歳になる年)
  • 三歳の年は、「髪置きの儀」で、主に女児が行います。男児が行う例もあります。江戸時代には、3歳までは髪を剃る習慣がありました。それを終了する儀でした。

  • 数え年5歳(満年齢4歳になる年)
  • 数え年で5歳となる年は、「袴儀」として、男児が行う七五三です。「袴儀」は、男子が袴を着用し始める儀の意味です。

  • 数え年7歳(満年齢6歳になる年)
  • 数え年で7歳になる年は、女児が行う、「帯解きの儀」が行われます。「帯解きの儀」は、女子が幅の広い大人と同じ帯を結び始める儀が行われます。

 

まとめ

青春七五三の日は、七五三から10年後の13歳、15歳、17歳の少年、少女のための七五三です。特に17歳となると、これから社会に出る人、大学に行く人など、社会でも大人として扱われる18歳の直前なので、成人式に近いようなイベントなどもあっても良いのではないかと思いました。